”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.202 ~座り方と股関節~
こんばんは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
今日のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.202」です。
毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。
【今回のご質問】
「床に座ってあぐらをかくと左右の足の高さが違います。自分の子供も高さが違っているのですが、股関節がかたいからこういった左右差が出るのでしょうか?」
あぐらをかいたときに左右の足の高さが違う方は多くいらっしゃいます。
股関節の動きに左右差が出てしまっていることで起こることが多いのですが、まさに「あぐらをかいたときの足の高さの違い」は「股関節の動きの左右差のサイン」ですね。
あぐらをかいたときにどちらの足が上にくるかでも変わってきますが、明らかに左右で高さが違う、もしくは体感的に明らかに片側のかたさを感じる場合は動きの左右差が出てしまっている可能性が高いです。
股関節の可動域(動き)をみる際の目安となるのが以下です。
・股関節の屈曲 → 125度
・股関節の内旋 → 45度
・股関節の外旋 → 45度
この動作が「かたい」もしくは「代償動作あり」になってしまうと「可動域NG」ということです。
「かたい」場合は単純に上記の角度よりも動かない状態を言いますが、反対に上記の角度よりも動きすぎてしまっている状態もあります。
いわゆる「ルーズ」という状態ですね。
片側が「ルーズ」になってしまっていても左右差が出ますので、注意が必要です。
「代償動作」は上記の動きをした時に他の部位が代償して動いてしまう状態を言います。
こちらも併せて見ていけると正常な動きができているかを見ていくことができます。
股関節の動きに偏りが出てしまう要因としては、普段の座り方が大きく影響していることが多いです。
・デスクワークで座り時間が長い
・車通勤で運転時間が長い
・横座りをするクセがある
・割り座(女の子)座りをするクセがある(過去の良くしていた)
などなどがあると股関節がかたくなりやすかったり、反対にルーズになってしまったりして動きに左右差が出やすくなります。
普段の座り方を一度チェックしてみると良いと思います。
参考になっていれば幸いです。