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”人間の身体の仕組み”を理解する上で必要な考え方
こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
今日のテーマは「”人間の身体の仕組み”を理解する上で必要な考え方」です。
※本noteは毎週水曜日発行となります
徐々に寒さが厳しくなってきていると感じる今日この頃です。
毎年、大寒〜立春までが一年のうちで一番寒いと言われていますので、まさにその期間に突入しようとしています。
今まで以上に寒さ対策をして身体管理を強化して行きましょう。
さて、そんな今回は「人間の身体の仕組み」の考え方について記して行きます。
・「人間の身体」を◯◯に例える!?
![](https://assets.st-note.com/img/1674046718715-NN5A50w5T6.jpg?width=1200)
人間の身体の仕組みはいまだに解明されていないこともあるくらい複雑だと言われています。
そんな人間の身体の仕組みを知る上で、人間の身体を「工場」に例えると非常にわかりやすいです。
人間工場株式会社の仕事は以下の3つです。
①消化と吸収(食べ物を消化して、栄養を吸収する)
②代謝(吸収した栄養を血肉に変換する)
③排泄(余ったものを体外へ排泄する)
この3つの仕事を8時間単位で分担して行います。
①消化と吸収 → 12:00~20:00
②代謝 → 20:00~4:00
③排泄 → 4:00~12:00
これらの仕事が円滑の回っていれば優良企業(身体が良好な状態)ということですね。
よくあるのが②が終わる前に①を始めてしまうことです。
これは工場で入荷した材料を商品に加工して出荷する前に、新たな材料を入荷してしまっている状態です。
当然、②の仕事が大変になり、負担がかかるためどこかで機械故障(内科的疾患)が起こるということですね。
また、商品に加工されない材料は倉庫に備蓄されますので、倉庫内に材料が溢れてしまいます。
この状態がいわゆる「肥満」という状態ですね。
しっかりと「代謝(商品を加工して出荷する)」が終わって「排泄(倉庫内の掃除と整理)」をしてから「消化と吸収(入荷)」をしていれば問題なく人間工場株式会社が運営されるということです。
こういう風に考えると、どうしたら自身の身体の状態を今より良くできるかがわかりやすいかもしれませんね。
・人間工場株式会社の社員は◯◯!?
![](https://assets.st-note.com/img/1674046738691-LhRlDaYi26.jpg?width=1200)
人間工場の仕事として、、
①消化と吸収(食べ物を消化して、栄養を吸収する)
②代謝(吸収した栄養を血肉に変換する)
③排泄(余ったものを体外へ排泄する)
の3つの仕事があり、これを、、
①消化と吸収 → 12:00~20:00
②代謝 → 20:00~4:00
③排泄 → 4:00~12:00
上記の8時間単位で分担して行い、これらの仕事が円滑の回っていれば「優良企業=身体が良い状態」ということだ、というところまで記しました。
この仕事を行う社員が「体内酵素」です。
「酵素」には、、
①体内で合成される体内酵素(代謝酵素と消化酵素)
②食物酵素(食物に含まれる酵素)
があり、、
○消化酵素
→消化のための酵素で、私たちが毎日食べるご飯や野菜などの食べ物を消化分解し、吸収するための酵素。
・アミラーゼ : でんぷんをブドウ糖に分解
・プロテアーゼ : たんぱく質をアミノ酸に分解
・リパーゼ : 脂肪を脂肪酸に分解
○代謝酵素
→新陳代謝を高めたり、有害物質の除去、免疫力を高め自然治癒力をあげるための酵素。
○食物酵素
→生の食べ物(野菜、果物、生の肉・魚など)や発酵食品(みそ、納豆、ぬか漬けなど)に多く含まれ、消化酵素の役割をサポートする
という役割を担っています。
「体内酵素」が正社員で「食物酵素」は業務委託先という感じでしょうか。
このうち「体内酵素」が上記の3つの仕事をしてくれるわけなのですが、「体内酵素」は加齢とともに減っていくと言われてきます。
分かりやすく考えると毎年一人ずつ退社していくイメージですね。
生まれた時(0歳時)にもともと100人社員(体内酵素)がいたとすると、20年後(二十歳の時)には80人になっているイメージです。
そうなると加齢と共に上記の仕事をする人数も限られてくるので、少しずつ油っこいものが辛くなったり、傷の治りが遅くなったりするわけですね。
加齢とともに「粗食」になっていくのは上記の観点からも利にかなっているということです。
自身の健康習慣を考える際の一つの考え方として頭にいれておいて損はないかなと思います。
・人間工場株式会社 〜実践編〜
![](https://assets.st-note.com/img/1674046759536-3Xt2lvOsbY.jpg?width=1200)
ここまでは人間の身体を工場に例える考え方を記してきました。
このことを理解した上で、実際の生活に当てはめますと、、
①消化と吸収(食べ物を消化して、栄養を吸収する)
→必要な栄養をしっかり摂る(必要な材料を仕入れる)
→特にたんぱく質は必要不可欠な材料なので「体重1kgあたり1.2g〜1.5g/日」を必ず摂る
→不足しがちな水溶性ビタミン(CとB)はサプリメントで補う
②代謝(吸収した栄養を血肉に変換する)
→20:00~4:00まではなるべくカロリーのあるものを摂らない、水かお茶のみ
→質の高い睡眠をとる
③排泄(余ったものを体外へ排泄する)
→4:00~12:00までは水分を多めに摂り排泄を促す
→ビフィズス菌を摂り、排泄しやすい腸内環境を整える
といった感じです。
当然、上記のとおりすべてを実践するのは難しいという方も多いと思いますので、個々人で実践しやすい形に変換して行けると良いと思います。
・まとめ
![](https://assets.st-note.com/img/1674046785078-KJ0NXNvd27.jpg?width=1200)
今回は「”人間の身体の仕組み”を理解する上で必要な考え方」について記しました。
わかりにくい人間の身体の仕組みも日常にあるわかりやすいものに例えると理解しやすいと感じます。
少しずつ「体内酵素」(社員)が減ってくると考えると「消化」の仕事を減らしてあげる=粗食が必然的に必要となってくることも理解しやすいと思います。
まだまだ未解明の部分も多いですので、これからも学びを継続していく中で理解を深めていければと思います。
今回の内容が少しでも何かのお役に立てていれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m