”痛み”の取れにくい”考え方”
こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
今日は久しぶりに晴れましたね~(^^)/。。
太陽が出ているだけで、メンタルも上向きなるから不思議なものです。
「下向き、後ろ向き、内向き」よりも「上向き、前向き、外向き」の方が視野が広がって可能性も広がりますので、できるだけ後者の割合を増やしていきたいところです。
話とは全く関係ありませんが、ちなみに今日のチョコは「お家の形」でした。。笑
さて、そんな今日のテーマは「”痛み”の取れにくい”考え方”」です。
先日は「痛みと距離を取るための考え方」として「痛みの認知行動療法」について記しました。
この中で一番多いのが、、
「全か無かの法則」
に当てはまってしまっている方です。
「痛いか(100か)」「痛くないか(0か)」
で捉えてしまい、「痛みの変化」や「改善行動の正邪」の判断がうまくつかなくなってしまうと、「痛みの改善」からは遠のいてしまいます。
この法則に当てはまってしまっている方に良くある行動として、、
「痛みを探す」
というのがあります。
例えば、「前屈」をして腰に痛みがあったとします。
施術をしたり、改善トレーニングをした後にもう一度前屈をしてもらうと、明らかに動きが良くなり、どうやら痛みがなさそうに見えます。
通常であればそこで「痛みが減った」や「痛みがこう変わった」という話になるのですが、「痛みを探すクセ」のある方は、そこから身体をあらぬ方向にねじりはじめます。。笑
「前屈」で痛くないかどうかのテストをしているのに、「側屈」をしたり「回旋」をしたりして、
「この角度がまだ痛いです!」
と恐ろしい格好になったりします。
こうなってしまうと、なにをすれば痛みが和らぐかがわかりにくくなるため、「痛みの改善」からは遠のきます。
そうではなく、痛みの変化に注目をして、一番痛かった時の痛みを「10」とした場合に、今はどれくらいの数値になったかで捉える必要があります。
そして、「痛み」の改善が見られた場合はできる限り、
「それ以上は痛みを気にしない」
「痛みをことを考える時間を減らす」
という行動をとった方が痛みが改善しやすいです。
「痛み」に自分から会いに行くのではなく、向こうから会いに来た時だけうまくかわす、という考え方が有効ということですね。
なかなか難しいですが「痛みの認知行動療法」をうまく取り入れられると、「痛み」との付き合い方が変わると思いますので、「痛み」でお悩みの方は少しずつでも取り入れていけると良いと思います。