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2016年11月の記事一覧
やらかしていた愚行か挑戦~創作の系譜19~
こんなに面白い漫画が、どうして打ち切りに……何故?
とずっと疑問だったが、
今の時代のエンターテイメントたるや
中学生レベルのエロ空想や名作の何百番煎じがバカ売れする、
正に中二病の時代に成っていたとはね……。
おれの作品が大手の編集会議にかけられてもボツになる訳だ。
納得。
エヴァンゲリオンが締め括られない理由も其処にあるのかも知れない。
今、締め括っても興行収入を得られないから
~刃は握れない~創作の系譜:番外
刀って綺麗だよね。
研ぎ澄まされて落ちて来た紙すらも僅かな重力で簡単に斬る。
美しさと鋭さ。
それはルノワールなどの描く、たおやかな柔らかさや色調とは違い、
凛とした甘ったれていない究極の美なのだ。
だから、おれは細長い尖ったものが好きだ。
タイトな服が好きだ。
(ゲイが好んで着るピタピタの服とは違うぞ)
長瀬智也が最強のイケメンだとは思ってやまないが、
往々にして切れ長の鋭い眼
やみとそら~創作の系譜:番外~
おれはほんとうの空を飛ぶことを忘れたのは何時からだろう?
少なくとも畜産的な日教組の洗礼を受けてからだという事は間違いない。
「お母さん、風食べてもいい?」と母親に聞く子供であった。
そんな少年がスカートを履いた女を剣で滅多刺しにする落書きや、
膨大な数の戦闘機の絵を模造紙に描いたりするのには、
畜産的な義務教育が大いにそうさせた。
おれはそれから沢山の生き物を殺す様になった。
生き
~汚す~創作の系譜18
おれはこれ以上汚れたくないし、傷付きたくない。
だから潔癖症で臆病だ。
自己防衛の為に特殊メイクで汚して見せて穢れた者になろうとしていた。
(勿論、本当のおれも相当汚れているんだが……)
しかし、大袈裟なそれは大切な友達をも不快にさせてしまっていた。
これはいけない。
だけれど、汚れたり傷付いて見せる事は鎧であり迷彩なのだ。
だから薄汚れたファッションを身にまとっていて、
むさ苦し
創作の貧しさの中の幸せの中のさ…… ~創作の系譜17~
おれって最低賃金以下の生活してるけどさ、
結構、豊かな生活をしている。
一日1・5食だけど毎日、酒は飲んでるし、
元シェフだからさ、
気力さえあれば美味しい物を作って食える。
美味い物を沢山知ってるからこそ、
美味い物を作る事が出来る。
クリスマスにはローストチキンを焼いたり、
ホワイトソースからグラタンを作ったりもする。
御節料理だってカマボコを綺麗に切り分けて、
ささやかで