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~創作の系譜~

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創作に於いての徒然を記してゆきます。
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2016年9月の記事一覧

~RPGの在り方~ 創作の系譜8

~RPGの在り方~ 創作の系譜8

RPG=ロールプレイングゲーム。

物語を冒険出来る究極の体験手段ではないだろうか?

テーブルトークRPGに始まり、

コンピューターRPGから、

(性表現を全面的に押し出したR指定のRPG等も然り)

更にはインターネット回線を使ったオンラインRPGまである。

テーブルトークRPGとオンラインRPGは近しいものがある。

私個人の意見だが両者とも好きではない。

対戦プレイや共同プレイも好

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ファイナルファンタジーへの幻滅~ 創作の系譜7

ファイナルファンタジーへの幻滅~ 創作の系譜7

私の創作に於いてネガティヴな事も記しておこう。

それはファイナルファンタジーへの幻滅だ。

ファイナルファンタジーⅦからだ。

金髪の髪が立ったビジュアルの主人公だ。

何時からファイナルファンタジーは、

ありふれたヒーロー漫画みたくなって仕舞ったのか?と思った。

コンビニで公開されていたCMのセフィロスの、

ポリゴンで描かれたCGの、

何ともチープでカッコ悪い事か。

雑誌で見たポリゴ

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~作家になろう、なろう、なれない~ 創作の系譜6

~作家になろう、なろう、なれない~ 創作の系譜6

私の場合では、

何かしらの作品に影響されたり、

音楽を聞いていて着想を得る事もあるが、

抜群に良い閃きは往々にして机に向かっている平常な時に得る。

睡眠も食事も充分であり平常である時だ。

酒に酔った時や寝る前の着想で、良いものは少ない。

風呂、ベッド、移動中(3ビー)でも無い。

どんな情報も状況も自分の血肉と成ってみて、

平常で無の状態でないと新しい何かは閃かない。

あんな風な作

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~打ちのめされる作品~ 創作の系譜5

~打ちのめされる作品~ 創作の系譜5



「やりたい事を全部やられた」と感じて創作の手が止まった作品は、

“新世紀エヴァンゲリオン”と、“ICO”であろう。

これらを知った時には、のめり込んだ後に大きく創作の自信を喪失したものだ。

碇シンジの止まない心の葛藤と、綾波レイと葛城ミサトと碇ゲンドウとの関係。

イコとヨルダが手を繋いだ時のデュアルショックが僅かに揺れる衝撃。

あの絶望した感覚は今では本当に懐かしい。

“新世紀エヴ

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4~影響と糧~ 創作の系譜4

4~影響と糧~ 創作の系譜4

今日に至るまでにゲーム以外で私の創作に影響を与えた作品は少ない?気がする。

作品を順不同に挙げてみると……。

“トーランドットの錬金術師(酸化した音楽)”(加藤洋之&後藤啓介)、

“シュナの旅”、“もののけ姫”、(宮崎駿)、

“悪童日記”、“昨日”(アゴタ・クリストフ)、

“マージナル”(萩尾望都)、

“人魚の森(舎利姫)”、“ファイヤートリッパー”、“犬夜叉”(高橋留美子)、

“彼

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~発想の手助けとなる音楽~ 創作の系譜3

~発想の手助けとなる音楽~ 創作の系譜3

前述までの創作の系譜をお読みであれば、

既にお気づきになると思うが、私の創作はゲームを抜きには語れない。

全ての影響を受けた作家先生は何かしらゲームに携わっているからだ。

小学二年生の頃にスターソルジャーのパワーアップした時に切り替わる、

非常に明るい音楽に強い感銘を受けて以来、

ゲームの音楽の良さを感じ続けて今日に至る。

両親がゲーム音楽が好きならば“YMO”を是非とも聞いてみなさい

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~ほんとうの原点~ 創作の系譜2

~ほんとうの原点~ 創作の系譜2



加藤洋之&後藤啓介”先生の“トーランドットの錬金術師”という漫画集を、

私立修徳高等学校に見学へ行った帰りにリサイクルショップで見つけて、

友人から千円を借りて買う。

“酸化した音楽”という漫画作品が、

私の第一の話作りの原点だったのだと感じる。

それまで、ドラゴンクエストⅤとファイナルファンタジーⅣとⅤと、

ソウルブレイダーの様な話を描きたくて仕方なかったが、

“酸化した音楽”

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~絵描きだった頃からの始まり~創作の系譜1

~絵描きだった頃からの始まり~創作の系譜1

今、思い返せば初めて己を表現した模写等では無い、

オリジナルの作品は何だったのだろうと思う。

自由帳に描いたオリジナルのモンスターだったのか?

夜に眠る前のエッチな空想だったのか?

しかし、何れも恐らくドラゴンクエストシリーズにヒントを得た、

二次創作たる空想の産物であった様に思える。

自分の為に描く事を再開したオリジナルの“お絵描き”は一体何だったのだろうか?

覚えている限りでは団

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