~RPGの在り方~ 創作の系譜8
RPG=ロールプレイングゲーム。
物語を冒険出来る究極の体験手段ではないだろうか?
テーブルトークRPGに始まり、
コンピューターRPGから、
(性表現を全面的に押し出したR指定のRPG等も然り)
更にはインターネット回線を使ったオンラインRPGまである。
テーブルトークRPGとオンラインRPGは近しいものがある。
私個人の意見だが両者とも好きではない。
対戦プレイや共同プレイも好きでは無いので、
あくまで一人だけでのめり込める、
コンピューターのRPGやシュミレーションRPGが好きなのだ。
加えて言うのならばAI機能も好きでは無い。
自分の制御下で全てシナリオを疑似的に紡げるRPGこそが、
本当の魅力的なRPGであると言う持論がある。
かと言ってウルティマオンラインなどの先駆けの作品は、
情報交換とゲームで得たアイテムを交換したりするのみの、
他者を妨げたりする事の無い良きオンラインRPGであった。
PKや協力プレイでしか発生しないイベントなど邪道であり、
外に向かう受動的なコンテンツというものは、
想像力を培えずにいるばかりか、
昇華されずに血肉には成らず、
さながら食い過ぎで腹を下す、
かき氷みたいなものである。
多くの人を虜にして非常に美味しいのではあるが、
栄養は無いに等しい。
確かに残るものは回線上の経験値とアイテムの情報と、
曖昧で希薄な回線上の関係の思い出だけだ。
お腹下し仲間と稀に現実の世界で結婚してしまう事は別の話である。
時間を費やして触れたり遊んだりする以上は、
自分の栄養になる作品及びコンテンツを選んで行きたいものである。