「愉快な仏教」(橋爪大三郎/大澤真幸)の素晴らしさ(再稿):
大分昔に読んだ「愉快な仏教」の読後感を記した記事をあるSNSであげたが、そこでの書き方に言葉足りない点があると、ある方の質問で思ったので書いてみたい(同書は著名で博学な社会学者2名が仏教について語る本だ)。
以前の記事の冒頭で、イエスキリストの生誕に纏わる話のところで、本書の一部を引用しつつ、以下のように書いた。
「父なる神と子なる神は、天地が創造されたあと、天に二人で並んで座っていた(たぶん)。中略。このままだと人間が救われないなということになり、「おまえ、行ってみるか