遺体無き殺人 ー序ー
2年ぶりの投稿です。いつもはたわいない小説を書いていますが、今回は実際に起こった事件について書いてみたいと思います。
話は数日前、図書館で調べ物をしているとある本に面白い話が載っていました。それは昭和7年に起こった殺人事件についてでした。記事には「山形県警史上稀に見る特異な事件」と書いてありました。読みますと犯行はありふれた内容ではあるのですが、その犯行の隠匿の仕方が確かに恐ろしく事件に興味を持ちました。
古い本でしたので、内容を再構成すればちょっとした推理小説になりそうでした。ということで、ご紹介してみたいと思います。事件の概要は全て目を通したのですが、いろいろ補足したり裏付けを取る資料を集めたり少し時間がかかるかもしれませんが、もしよろしかったら読んでいただけたらと思います。タイトルはあまりピンとくるものでは無かったので、私が新しくつけたいと思います。タイトルは「遺体無き殺人」です。