【読書からの贈り物】『純喫茶トルンカ』を読んで、「純喫茶」について調べてみた!
おはようございます。金木犀川かおりです。
先日、八木沢里さんの「純喫茶トルンカ」を読了しました。
純喫茶トルンカの周りの人々の、三つの物語。
とてもすてきで、心温まるお話でした。
さて、これを読みながら純粋に疑問だったのが、「純喫茶って、喫茶店と何が違うんだろう」というところ。
ということで、早速調べてみました。
1、「純」喫茶って何? 喫茶店との違いは?
答え:お酒の提供がない、純粋にコーヒーを楽しむための喫茶店。法律で規制の対象となった接客の伴う「特殊喫茶店」と区別する意味で、「純喫茶」という言葉ができた。喫茶店と純喫茶の違いは、特にない。
この純喫茶の「純」についての説明は、各種コーヒーでも有名な飲料メーカーが説明してくれています。
2、喫茶店の定義は? カフェとの違いはある?
答え:以前は喫茶店は「喫茶店営業」、カフェは「飲食店営業」の許可を取得したお店。一番の違いは、酒類を提供できるかどうかの違いで、喫茶店は酒類の提供は不可、できる調理も加熱のみだった。
しかし、2021年6月の「改正食品衛生法」により、「喫茶店営業許可」が廃止、飲食店営業許可に一本化。そのため、現在は店名やイメージの違いのみで、提供される飲食に違いはない。
(2021年5月以前に喫茶店営業許可を交付された喫茶店は、その営業許可証の期限が切れるまでは、改正前の喫茶店として営業することが可能)
最初は、調べていると、上記の前半部分の、酒類が提供できないことや、加熱のみの調理法であることなどの違いが出ていたのですが、よくよく調べると、2021年6月の改正食品衛生法で、その違いがなくなっていました。
なので、現在では店のコンセプトやイメージ、実際に提供するメニューをどうするかはあるものの、法律上は、喫茶店とカフェは、違いがなくなっているんですね。
今回は、心温まる物語「純喫茶トルンカ」を読んで疑問に思った、「純喫茶」について簡単に調べてみました。
本を持って喫茶店で読書なんていうのもいいですね。
いつもは家で読書することが多い私ですが、これから過ごしやすい季節になってきますし、本(Kindleリーダー)を片手にお出掛けしてみたくなりました。
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