ソーシャルファームとソテリアハウス
最近の私の課題の部分です。
福祉ってとても大切ですけど、やっぱり制度の谷間は存在するわけです。そんな谷間を埋めるのは福祉の制度ではなくてインフォーマルな資源なんじゃないかなと思います。
例えば、障害を持っていると認定されて言える訳では無いけど働くのが難しい人達が恐らくいっぱいいます。障害者認定されていて、本人が望めば障害者枠、就労継続支援なんかで働くことが出来ます。あくまで、この「福祉の制度」は条件があります。
では、条件に該当しないが継続して働くのが難しい人はどうすればいいのか?ということになりますよね。結局、自分に合う職場に巡り会えるかの運次第となってしまうわけですね。まあ、そもそも義務教育を初めとした社会教育は「ある程度どんな社会でも適応できる人」を育てていると思っているのですが。
なので、そのような人達が安心して働ける場所、障害を持っていようが持っていまいが自分が働きやすいなぁと感じられるような職場を作ることがソーシャルファームというもの(だと自分は認識しています)。
それに加えて、グループホームよりももっと自立した生活を前提とした、かつ支え合い等が含まれるのが「ソテリアハウス」という仕組み。世界的に見ても普及しているものではありませんが、ひとりで生活するのは自分も周りもちょっと不安、だけど一人で暮らしたい。そんな状態を住民同士て支え合えたらいいよなぁって思う。
とにかく、私はその人の生きづらさをその人の責任として押し付けたくはないのです。なので、その人がその人らしく生活出来る場所、その人の良さを発揮出来る職場、これを整備したい。そうしたら、最高だなぁと思う。