【推し活】IMP.の初単独公演に参戦した話
先日、有明アリーナで行われたIMP.の単独ライブ『DEPARTURE』に参戦した。
今回の単独ライブは彼らにとっても私たちPINKY.(IMP.のファンネーム)にとっても特別だった。というのも、事務所移籍前からの彼らの目標の一つが「アリーナ公演」であり、事務所移籍後の初単独公演だったから。
3月のTOBEの合同コンで単独アリーナ公演が発表された時は日本の裏で喜びを噛み締めた。IMP.としての初単独、そしてアリーナ公演の夢が叶う瞬間を見届けたい!!!
勢いに身を任せ、単独公演発表後、速攻で航空券を予約した。
元々6月に帰国するかもしれない予定があったのでタイミング的にもちょうど良く帰国を決めた。
今までの人生、推しのライブに行くことが生きる糧みたいなところがあったから本当に嬉しくて久々に心がウキウキした。一時的だとしても日本に帰れるという事実だけで嬉しかった。
こんだけ楽しみに胸を膨らませていたけれどチケットが外れた。それぐらい人気があるなんて正直予想外だったし、一公演ぐらい入れるだろうと思っていた。私の考えが甘かった。辛い悲しいの気持ちを通り越して「FC開設初日に入会しているこの私にチケットがご用意されないなんて何かのドッキリかな???」ぐらいのマインドだった。
現実を受け入れるのに一週間くらいかかった。
SNSでの同行募集にひたすらアプローチしたり、復活当選や制作開放席が当たるよう毎晩寝る前にお祈りした。結果、復活当選もリセールも制作開放席も当たらなかったけど、ご縁に恵まれ6月13日の夜公演に同行させていただけることになった。
IMP.(IMPACTors)のライブは2023年3月の大阪松竹座でのSpring Paradiseぶりだった。それからの1年で事務所移籍後にCDデビューし、YouTubeや地上波での露出も増え、国内外の様々なイベントにも参加し、ラジオでレギュラー番組を持つぐらい大きくなった。
そんな私もこの1年間で、結婚して、新卒から働いてた会社を辞め、チェコに移住したことを思い返すと、大きく環境が変わった1年だったなぁとしみじみ実感した。
ライブ当日まではひたすらサブスクで配信されている楽曲を聴きまくった。デビュー以来物凄いスピードでシングルやアルバムを立て続けに発表していたので、予習する曲がたくさんあった。事務所を移籍したことでIMPACTors時代の彼ららしさが失われる可能性を不安視していたが、むしろどの曲も「らしさ」全快のしっくり感に驚いた。一番を決められないぐらいどの曲も大好きになった。
ライブ当日の一週間前に日本に帰国し、ライブ前日に東京入りした。
そして当日。ライブのグッズTシャツを着て有明アリーナへと向かった。事前注文していたグッズを手に取った時は本当に感無量で胸がいっぱいだった。この単独ライブのためだけに作られたTシャツやらタオルやらペンライトやら、本当にずっと憧れだった。それに、推しの個人うちわなんて日本のオタクが手に入れたい推しグッズナンバーワンですから!!!メンバーがいろいろ考えて作ってくれたグッズだと思うとより一層嬉しくて宝物になった。
会場に到着してからも、入場してからも、開演までずっとソワソワして何回もカバンの中身を整理した。そうでもしていないと落ち着かなかった。
そして会場が暗転し、公演が始まった。
映像が流れ、ステージが稼働し出し、IMP.の7人が現れた。一曲目はSWITCHingでゴールドと千鳥柄の新しい衣装に身を包んだ7人が本当にキラキラしていて眩しかった。
一年以上ぶりのIMP.で胸が高鳴ったし、何より「好き」という感情が溢れ出た。好きなものを「好き」だと実感する時、私は多幸感でいっぱいになって嬉しくて感情が揺さぶられて涙が出る。まさにそれだった。
夢のアリーナのステージに立つIMP.の7人とそれを見守るたくさんのPINKY.に包まれた会場を見渡して鳥肌が立ってまた涙が溢れた。やっとまた一つ夢を叶えたね。みんなおめでとう。
後方席でも楽しめるような構成も印象的だったし、過去を彷彿とさせるような演出のあれやこれやも個人的には沸きポイントだった。
序盤にメンバーのよこぴが「いつだって俺らの夢はTop Of The World」って言ってて泣けた。IMPACTors時代のいっっっちばん最初のオリジナル曲を今でも大切にしてるのが伝わったし、私たちPINKY.にとってもずっとずっと大切な一曲。いつか必ずみんなでてっぺんとろうね!!!!!!!
あと個人的にグッときたのがTRAINEEの紹介コーナー。今までずっと長い下積み時代に先輩のバックで踊って紹介してもらっていた子たちが今はあの時の先輩のようにTRAINEEを紹介している姿を見て胸が熱くなった。紹介時のモニター映像や個人のソロダンスとかを見ていたらIMP.の7人がツアーバックとしてついていた2019年のKAT-TUNのライブツアー「IGNITE」を思い出してさらに胸熱だった。
一緒に楽しむ構成もあれば、魅せる構成もあったり、MC後に座ってしっとり聴くバラード曲があったり、ここらへんも過去のライブの構成と似ていてジーーーンときた。あの時の思い出は今までもこれからもずっと大切な宝物。
新しい点といえば衣装。今回メンバーの大河ちゃんと椿くんのWタイガが衣装を担当したとのこと。おしゃれ番長の大河ちゃんとNEWSの衣装担当増田さんをリスペクトする椿くんが作った衣装と聞き、楽しみで仕方がなかった。
序盤の千鳥柄とゴールドの衣装が本当におしゃれで素敵でDEPARTURE感が溢れていて大天才すぎたし、椿くんが「暑さとか何も考えていない」と言っていた最後のブロックのスパンコールとデニムの衣装もステージ映えしていてとても素敵だった。暑さ考えていないところもしっかり増田さんで、増田さんにもこの衣装をいつか見て欲しいなと思ったり。
そして今回の単独で「To U」を聴けたことも嬉しかった。この単独で披露すると決めていたという事実にも涙。IMP.のPINKY.に対する重めの愛、本当に罪深い。今までいろんなアイドルを推してきたけど、日本のアイドルでここまでファンへの愛が重たいアイドルは初めて(しかもずば抜けて重め)。いつもファンのことを大切にしてくれているのが伝わってきて、これもまた彼らの魅力の一つだなぁ、と改めて思った。
最後に撮影可能タイムがあった。日本でも推しを自分のスマホのカメラロールに保存できる時代になったのか。時代は変わったなぁ!
推しも撮りたいけど撮影しているとどうしても記憶が「撮影した記憶」になってしまうのよね。撮影に集中し過ぎない程度に撮影しながら、パフォーマンス見ながら、ペンラ振ったり、モニター見たりした。自分の目に録画機能がついていたらいいのに〜!と今まで何度思ったことか。
そんなわけであっという間の2時間が過ぎ去ってしまった。どの一瞬一秒も忘れたくないのに、公演終わりには半分くらいの記憶が無くなってしまう。これを書いてる今も覚えているのは3割程度。記憶がどんどん薄れてしまうのは悲しい。だからこそ今こうしてnoteにまとめているのだけれど。
ライブが終わって虚無感に浸る予定もなく、来年のツアーが発表された。どんどん規模が大きくなっている。絶対に行く。次こそは当てる。来月はタイのフェスにも参加するそうで、ワールドワイドな活躍っぷりに圧倒される。いつかヨーロッパでも会いたいな。
ここ最近何の夢も目標も無く、毎日ただ息をするだけの生活で気持ちが塞ぎ込んでいたけれど、今回の公演でも常に一生懸命なIMP.のパフォーマンスを見て元気をもらったし、着実に夢を叶えて活躍の場を広げるIMP.のことを見て「私も頑張ろう」って思えたし、次にIMP.に会いに行く時までに「私も成長していたい」って思った!目標もできた!推しの存在って本当に偉大!
長々と書いてきたけど、アリーナのステージに立つという推しの夢をこの目で見届けられたことは私の人生における生涯の財産となった。
IMP.はいつも常に新しい景色を見せてくれる。私はそんなIMP.に懸けているし、これからも一生ずっとついていくと誓っている。5年後、10年後の彼らが今から本当に楽しみで仕方がない。
絶対にTop Of The Worldを掴み取ってくれると信じている。
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