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スポーツ好きはスポーツ経営しない方が良い

日本敗退後もラグビーW杯の熱狂は続いていますね。

では、

ラグビーW杯に"ラグビー"を観に来る人ってどれくらいいるんでしょうか。

正直、ほとんどいないと思います。

というか、スポーツ観戦全般を見ても同じことがいえて、

バスケ、野球、サッカーは既にある程度のファンを持っているので、そのスポーツ自体を楽しみに来る人は多いかもしれませんが、
本質的にはスポーツ観戦はどのスポーツでも良いと私は思っています。

私のなかのスポーツ競技場の理想形態はディズニーランドです。

ディズニーランドに特定のアトラクションに乗るために来る人ってそんな多くないと思います。
ディズニーのファンは当日のその場の体験全てを味わうために来ていますよね。

ディズニーファンが語るディズニーの良さが
あまり理解できない

この現象って皆さん経験したことありませんか?

ディズニー以外でも、何かしらのマニアやファンが語る"何かしら"の良さってよくわかんないこと多いですよね?

スポーツでも同じことがいえると思います。

スポーツ好きはスポーツの良さを言語化できなかったり、抽象的にしか捉えられていないことが多いです。

そして、スポーツ好きはスポーツの悪い面を見ようとしません。

これはどのファンにもいえますよね。

「スタジアムのみんながワーッとなる感じが一体感あっていいんだよな~」
「スポーツって健康的だし趣味にもなるよな」

スポーツが好きだからいえることであって興味のない人には取っ掛かるキッカケとなるようなことが言語化されていなくて抽象的です。

スタジアムの雰囲気はどういった仕掛けによって生まれているのか
スポーツの何が健康的なのか
なぜ趣味になりうるのか

こういったことに目を向けなくては一般人の潜在ニーズは引き出せませんよね。
そして、一般人の潜在ニーズを掘り出すためにはスポーツの罪の側面にもフォーカスしなければいけません。

日本は世界でも希にみる多スポーツ国家です。
それでいて人口が減っていくということはスポーツ同士で観客の取り合いとなることは必至です。

「このスポーツってイイよね!」という人ばかりのスポーツ経営では観客の取り合いレースからは外れてしまうのではないでしょうか。

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