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趣味を長続きさせる4つの方法
前回の記事で、「死ぬまで趣味を持っていたい」という目標のためには、現在の趣味を長く楽しむことが必要不可欠と書いた。
いくらこの世の中様々な趣味があるとはいえ、趣味候補がすべて趣味になるわけではないし、そもそも趣味候補に出会えないこともある。
「飽きた…次っ!」を繰り返すと、気づいたら自分の周りには飽きた趣味しかない・・・なんて状況になりかねない。
楽しいことは長く続いた方がいい。そのためにも、以下の4つのことを意識するとよいと思う。
趣味に関係ない、嫌なこともやる
ここでいう「嫌なこと」は、仕事だったり、家事だったりだ。それらは生きていくうえで必要なことだから、基本的には当然やっているはず。
もし、お金持ちとか実家暮らしでやっていない人は、趣味の時間を削ってやってみるとよいと思う。
嫌なことをやることで時間のメリハリがつき、趣味をより楽しむことができる。
自分が海外ボランティアから帰ってきたとき、実家でダラダラしているニート期間があった。
そんな時にゲームとかいろいろしていたけれども、全然楽しく遊べていなかった。時間はあっても楽しくはない。この先も永遠にこの時間が続く恐怖があって、就活を始めたのだ。
また、「仕事が趣味なんだよね、生きがい!」という奇特な方もいらっしゃるだろう。仕事や家事だけに打ち込むのはちょっと危ない。それがなくなった時、強い喪失感を受けてしまうと思う。
そういう方は、仕事・家事以外の自分のためになりそうな何かをするといい。勉強するとか、将来のために貯金するとか、運動するとか。
あとは複数の趣味をつまみ食い、とかも長続きしやすい。
趣味に関係ある、嫌なことはやらない
そのまんまである。趣味に関係する「自分が嫌だな」と思うことはしない。
サッカーの試合をするのは好きだけど、練習は嫌い。それならば練習はしないでもよい。サッカーをうまくなるならば必要だけど、趣味ならば試合だけやっていればよい。
カラオケに行くのは好きだけど、Aさんと行くのは避けたい。それならばAさんとあう必要はない。大概は同じようにAさんを嫌がっている人はいるはずだから、Aさん抜きで行くことに賛成する人もいるはずだ。
趣味のコミュニティは大事だけど、そのコミュニティの全員と仲良くする必要は全くない。また、別のコミュニティを探してもよいし、別の新しい友人を誘ってもよいのだ。
ただ、どうしてもやらなければいけない嫌なこともあるだろう。それは自分が許容できるなら、やったほうがいい。
サッカーの練習をやらないと試合に参加できないなら練習は最低限するべきだ。上記のように「趣味に関係ない、嫌なこともやる」にあるように、試合をより楽しむスパイスになると思う。
言いたいのは、「趣味のために無理しすぎると趣味もきらいになっちゃうよー」ってことである。
趣味を通じて出会った人との関わりを大事にする
「この人と一緒に趣味やりたくないな」という人がいるなら、会わなくてもよいのは上記の通りである。
一方、自分がそう思われないようにしないと、人が離れていく。相手のお互いに気持ちよく趣味を楽しめるように、不快な印象を与えるような言動を避けるように意識したほうがいい。
なにより趣味を長続きする上で、人と趣味について話すことはとても大事なことである。「一人で楽しむから、人との関わりがなくても問題ない」と思う人もいるだろうが、個人的には人と一緒に楽しんだ方が趣味は長続きすると思う。
例えば、ジグソーパズルは一人で楽しむものだろう。
しかし、同じ趣味の友達とどのメーカーのものがいいかを話したり、SNSでやる過程をあげてみたり、人との関わりを持つとより楽しめる気がする。
(ジグソーパズルやったことないので想像だけど)
自分の場合、海外ボランティアに行っていた時、風来のシレン5というゲームをやっていた。ただ、楽しいのだけど楽しさを共有できる人がおらず、さほどワクワクできなかった。
結局、海外ボランティアのつらい部分を跳ね返せるほどの趣味にはなりえず、一時期は帰国したいと考えていることもあった。
もし、共通の趣味の友達がいない、という場合はネットを使えばよい。
自分が良く見るサイトだったり、SNSだったり、趣味のつながりは作ろうと思えば簡単に作れる。顔がわからないネットだからこそ、むしろ気軽に話しかけられると思う。
多様性を受け入れる
「この趣味はこう楽しむものだ」
あまりにその趣味を愛しすぎてしまうと、そう考えてしまう可能性はある。ほかの同じような趣味を楽しんでいる人を見て、「そんな楽しみ方は正しくない!」と思ってしまう可能性がある。そして、「自分の理想の楽しみ方」ができなくなった時、それは趣味ではなくなる。
長続きするためには「同じ趣味でもいろんな楽しみ方がある」という当たり前のことを意識することが大事だと思う。
一口に「趣味:野球」と言っても、試合をやるのが好き、キャッチボールが好き、バッティングセンターが好き、見るのが好き、などなど色々だ。
対して野球に詳しくない自分が複数あげられるのだから、野球に詳しい人は様々な楽しみ方を予想でき、そしてその楽しみ方をしている人を見つけられるはずだ。
せっかく好きになったその趣味を様々な角度から見ることで、ある一つの方向が楽しめなくなっても、別の方向から楽しめる可能性が生まれる。
人の趣味の楽しみ方に文句を言うのではなく、「そんな楽しみ方もあるのか!」と思えるようになった方がいーよね、ってことが言いたい。
もちろん、自分が楽しめない角度もあるかもしれない。それは無視したってよいのだ。
以上の4つが自分が思う、趣味を長続きさせるコツである。
・趣味に関係ない、嫌なこともやる
・趣味に関係ある、嫌なことはやらない
・趣味を通じて出会った人との関わりを大事にする
・多様性を受け入れる
趣味だけ楽しもうとしたら趣味にはならない。趣味に没頭しすぎると趣味ではなくなる。難しいね。
次回は、新しい趣味の見つけ方を書いていきます。
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