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趣味のグループに新しい人を連れてくる
前回の記事では、以下の内容を書いた。
・趣味のグループで最も大事なこと→「新しい人を連れてくる」
・加えて、新しい人への対応も大事
今回の記事では、「新しい人を連れてくる」をテーマに話をしていく。
自分の思う「新しい人の連れてくる時に考えること」は以下の6つである。
「気になる人」を誘う
「趣味のグループで大事なことは新しい人を連れてくること」とは言ったが、手あたり次第誰でも声をかけて、人を増やしていけばいいわけではない。グループの質は保つべきだ。
「一緒にこの趣味で遊びに遊びたいな」と思える人を誘っていく意識は持っておいた方がいいと思う。
逆に、そう思える人には「全員声をかけるぞー!」ぐらいの気持ちで動いていきたい。
「一緒にこの趣味で遊びに遊びたいな」と思える人は、仮にその趣味で遊ぶことができなくても、自分にとって大切な人になりえる。
別の趣味で遊んだり、様々な話をしたり。より仲良くできるためのきっかけとして、趣味に誘う一言をためらってはいけない。
面識がない人へ様々な方法で声掛けする
知り合いについては、自分が取捨選択ができる状態にある。一方、面識がない人については、声掛けの時点で取捨選択のしようがない。その人を知らないからだ。
だったら、面識がない人を誘うには、とにかく様々な方法を使って、できる限り多くの人に声をかけるべきだ。
様々なSNSやブログ・ホームページなどのネットを使った方法、ポスターやチラシなどのアナログな広報、知り合いの知り合いに声をかけてもらう等、様々な方法を使ってみることが大事だと思う。
もちろん面識がない人はハードルは高い。しかし、自分の活動範囲外の人と知り合いになると、面識がなかった人の周りも引き込める可能性がある。
新たなつながりをゲットできるチャンスになる。
無理強いはしない
趣味の誘いを上記で探した人達を「新しい人」として趣味グループに連れてこようとした時、無理やり連れてきたり、何度も誘うことはやめたほうがいい。
どんな趣味でも、人に合う合わないはある。三大欲求の睡眠・食・性だって、興味を持てない人もいるのだから。無理強いすると、自分自身とその趣味の両方を嫌いになってしまうかもしれない。
また、断られた理由が「そもそもお互いよく知らない」「仲良くないから」である可能性もある。自分とその人がより仲良くなってから再チャレンジすることも悪くはない。
そもそも、たくさんの「新しい人候補」を探し、声をかけても実際に「新しい人」になるのはほんのわずかである。100%連れてくることはできない。
つまり、「趣味のグループに来てみない?」の誘いは断られるのは当たり前なのだ。落ち込む必要はない。断られて当たり前だと思ったほうが気が楽だし、切り替えて次に進んだ方が、「新しい人」に早くたどり着けるだろう。
声掛けは具体的に
友人に声をかける場合、「とりあえず来て」は厳禁である。
よくわからない状態できてしまった友人には「こんな感じとは思わなかった」と言われてしまうかもしれない。また趣味のグループのほかのメンバーが、そんな友人をみて「なんでこの人連れてきたん?」「興味ないなら別に来なくてもいいんだけど…」みたいに考えてしまうかもしれない。
お互いに損しかしない。
どんな趣味なのか、どういう人が集まっているのか、実際にどのようなことをやるのか。しっかり友人に伝えて、本当に参加したいのかを考えてもらったほうが良い。
いくら自分にとって気になる人を連れて行っても、その本人に趣味のやる気がなければ意味ないのだから。
また、面識のない人への広報時にも、趣味のグループの概要をしっかり書いておくことが大事である。上記で「面識のない人にはいろんな方法で声掛けけろ!」と書いてあるが、広報時に概要を書くことで、グループに合わない人が来る確率を下げることができる。
(もちろん、希望の人だけが来るように意識した概要を書く必要はあるが)
他メンバーとも考えを共有する
以上の考え方を持って人を集めれば、新しい人はやってくると思う。ただし、上記に描いたように、新しい人を連れてくるのは結構なパワーを使う。
だから、趣味のグループにいる、既存メンバーにも新しい人が大事という考え方、連れてくる際に必要な上記の考え方を共有しておくべきである。
全員で質のいい新しい人を連れてくることを意識すれば、グループは劇的に活性化するだろう。
また、「新しい人の対応の仕方」「どんな人を連れてくるか」という考えも共有しておきたい。考え方を共有できないと、後々のトラブルになりかねない。
メンバーとの会議をしろというわけではない。趣味をやっているときの雑談や、飲み会の席等で、ちょっとずつ自分の考え方、新しい人を連れてきたいという考え方を伝えていけばよいと思う。
もしくは、「新しい人を連れてきてグループを維持することは必要だ」という人達とグループを作るところから始めてもよいと思う。
新しい人のための場を用意する
以前の記事でも書いたが、新しい人と既存メンバーが一緒に遊ぶ時、既存メンバーの趣味の経験値による蹂躙が起こる可能性がある。また、既存メンバーだけが盛り上がって、新しい人が輪に入れないということもある。
既存メンバーは新しい人に対する配慮が必要だし(接待とまではいわないが)、趣味を遊ぶルールや方法をしっかり考える必要がある。また、コミュニケーションも積極的にとる必要があるだろう。
新しい人がグループに居ついてもらうためにはそういった配慮する時間は必ず必要になる。もちろん、中には経験者にもまれても居ついてくれる人もいるが、個人的にはそういう人はまれだと思う。
新しい人いる時とそうでない時は別の趣味をやっていると思ったほうがいい。だから、既存メンバーで楽しむいつものイベント・会と切り離した、新しい人が主役になるイベントが必要になると個人的には思う。
初心者向けイベントだったり、新しい人中心に遊ぶイベントだったり。そのイベントで趣味のグループになじんでもらって「新しい人」が「既存メンバー」になってもらえれば、いつものイベントのメンバーを増やすことができ、本当の意味で「新しい人」が増えるのだ。
焦らず、種まきは必要である。
以上が、「新しい人の連れてくる時に考えること」(byじぇの)である。
・「気になる人」を誘う
・面識がない人へ様々な方法で声掛けする
・無理強いはしない
・声掛けは具体的に
・他メンバーととも考えを共有する
・新しい人のための場を用意する
ただ、「新しい人を連れてくる」だけは簡単である。暇な人を見つけて有無を言わさず連れてくればいいのだから。
でもそれではほぼ100%趣味にハマることはない。丁寧に事前に趣味に合いそうな、トラブルもなさそうな人を探し、しっかり説明をし、その新しい人が楽しめる場所に連れていき、そこで趣味の楽しみを味わってもらって、定着してもらう・・・。
読んでいて「かなり面倒だな」と思っただろうが、「自分の趣味を楽しんでもらえる」という喜びも味わえることを覚えておいてほしい。
次回は、自分が広島でイベントをやっていた目的を話します。
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