東京に戻って(就職→休職→退職→休息→求職)
前回のnoteから9か月。
4年以上前のコロナ禍の直前から地元にUターン転職。
が、今年の2月から東京で転職しました。
がが、3月末に体調を崩してしまい休職。
そして、お医者様からは1ヵ月の休養指示。
そしてそして、4月中旬に退職。
※5月までは試用期間(一般的な企業は入社後数か月程度試用期間・試験雇用・正社員待遇の契約社員など)だったため、「休職」という制度を使用することが出来ない。(制度使用の対象ではない。)
■上京し再就職、スキルアップを目指したが…
2024年2月に、地元から再上京しました。
Uターン転職して4年、再度上京を行おうと思ったきっかけは、家庭の事情もありましたが、約15年一通り経験してきた経理の知識(主計・税務・財務)をさらに深堀して専門性を高めたいという思いから。
そこで昨年の9月ごろから転職活動を開始し、そのまま内定を得ました。メーカーの財務職。チームリーダーポジションでの入社でした。
資金調達など財務の仕事を行いながら、主計税務の仕事もローテーションで行うことが出来る。そんな機会を得られることが嬉しかったです。
しかし、転職して1週間、徐々に雲行きは怪しくなります。
直属の上司からの引継ぎが徐々に熱を帯びていき言葉も厳しくなっていきます。覚えないといけない仕事も増えていきます。経理の仕事のシステム操作は本当に多岐にわたります。
毎日会議室で行われる引継ぎと、少しでももたついてしまうと容赦なく飛ぶ叱責。特に知識や理解度を詰められる瞬間は恐怖でした。
HSPを自認している私にとっては最悪の環境。
そんな環境で携わった予算作業で、ついに私は大きな間違いをしてしまい、ついに朝の布団から起き上がれなくなってしまいました。
その後病院に行き、うつ状態と不安状態が見受けられるとのこと。適応障害との事。休職を申し出ましたが、試験雇用期間中で休職制度の対象外。
こうしてあっという間に、私の最初の会社生活が終わりました。
■社会人生活で初めての無職生活
社会人になり15年。必ずどこかの会社に所属して生活していましたが、所属がなく無職となるのは産まれてはじめて。会社を退職した日は、不安よりもホッとしたこととワクワクしたのを覚えています。この時やりたいと思ったことは以下の3つ。
① 経理知識の再構築(=日商簿記1級の取得を目指す)
② かねてから勉強していた中小企業診断士の再勉強
③ 料理
① 経理知識の再構築(=日商簿記1級の取得を目指す)
前職の会社を退職した際に思ったのは、経理知識が不足していると感じたこと。そこで日商簿記1級の商業簿記からスタート。個別会計に連結会計。加えて会計規則などを一通り通読して学習。15年近く経理の仕事を行ってきたものの、分からなかった部分も多く新たな発見に。11月には1級試験にトライしてみようかと検討。
② かねてから勉強していた中小企業診断士の再勉強
Uターン時代より少しずつ勉強していた中小企業診断士を再度勉強し直し。今年は上京し転職直後との事もあり受験を諦めていましたが、勉強し直したことによりトライしたい思いが再燃。
そのタイミングで、診断士協会から試験案内が前の住所から転送されて届いたこともあり、受験を行うことに。
③ 料理
基本的に家にいるようになった為、夜は料理を作ることが増える。地元の職場の新年会の景品で当たったノンフライヤーを使用して唐揚げを作りまくる。唐揚げ作りのポイントは「たれへの漬け込み」と「冷蔵庫で30分寝かせる」ことを心得る。余ったカレーを焼きカレーにしてみたり、ナムルを大量に作ってみたりするなど、いかに簡単にたくさん作り置きが出来る料理があるかを研究。
退職して休職したこの期間で、①~③を実施。
家で鬱々としたくない思いが一番強くありましたが、何よりこの休職期間の自分への目的は、この期間を今後の「学び」とすること。これからの方が長いと考えられる人生。必ず何か先に残ることをしたいと考えるようになりました。
■平日は人が少なく
普段が土日休みの仕事環境だったので、平日に近場に旅行に行ってみようと決意。そこで温泉が東京近郊の有名な某観光地へ足を伸ばしてみました。
アフターコロナの観光客の増加で、人は多いですが休日に比べると全然。しかもホテルの宿泊料も平日価格なので土日祝日と比べて安い。なかなかできない経験でした。
そして、東京にいるので都内の観光地にも足を伸ばしてみることに。自然の豊富な観光地や展望台を中心に電車や歩いて回りました。家にこもりがちになるので、運動も兼ねて。
少し体調がよくなると、私の趣味の一つであるセンベロ巡りにも昼から行ったりしました。たまにですよ。
■そして、求職
少し体調も落ち着いてきているので、転職エージェントを中心に再度就職活動を開始しました。今回の転職活動のテーマは「自分に合う職場を探す」というシンプルなもの。しかしながらこのシンプルさが私にとってはなかなか難しく。ここで掲げている自分に「合う」とは、自分の体調や気分に波風を立てずに、経理職としての専門性を高めていく行けるような環境。
そして、会社の看板やブランド、立ち位置にこだわらずに環境を求める事。
少し時間がかかってもいいので、好きな仕事に打ち込むことが出来るような環境を探したいです。
■自分なりの「休む」を覚えたい
今回の休職の中で、1か月が経過したときに「早く仕事に就かなきゃ」というありそうな焦りを感じることがありました。しかし、そうした焦りを感じた数分後には、肩でため息をつく。そんなことが続きました。
その時に感じたのは「まだ休みたいな」という気持ち。多分こんな状態で働いても仕事が続かないだろうなと思いました。この焦りに対する対処(転職活動を行う、仕事を決めるなど)を考える気力が続かないのです。
私の場合はこういう時こそが、休む時なのだと考えています。
考えが堂々巡りになったら寝る、おいしいものを食べる、ゲームをする、自分なりの気分転換を行う、「うまく自分なりに休む」ことを覚えていけるとよいですね。
これこそが難しいですが、うまく切り替えていい人生を送りたいと考えます。
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