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依存それとも気遣い。

叔母さまと
おばあちゃまが
悩み相談してた

ボクは聞かないように
食卓テーブルで
お絵描きして過ごす

揃っていない
クレヨンが
本当はイヤ
しかしオトナの会話は
学べるので
じっくり聞く

叔母
「職場紹介したら
次から次へと
持病があるとかで」

おばあちゃま
「それは困ったね」

叔母
「会社にカッコ悪いわ
紹介した手前
恥ずかしいわよ
面接でも持病が無いなんて
いったのに
今更病気があるから
あれもこれもできないって」

おばあちゃま
「仕方ないわよ」

叔母
「こっちは
あれこれ気遣って
ばかりなのに

オヤツのお礼は
LINEであるけど
送迎までして
仕事の仕度や
段取りしてることは
当たり前だと
思ってるのかも
気づいてても
何も言わないの」

おばあちゃま
「送迎にオヤツまで?」

叔母
「最初はこんなところに
ありがとうって
感謝の気持ちだったの

何だかだんだん
なぜ皆がこの人から
離れてくのか
理解できてきて

うんざりするのよ」

おばあちゃま
「そりゃそうね
少し距離あけたら」

叔母
「靴も洋服も真似
靴はこちらの支払い

おまけに
今日はいつも一緒に
会社出るから
先に上がってる私は
着替えて外で
待ってるのに

「お先に」も何もなく
素通りにして
帰ってしまったのよ?」

おばあちゃま
「え?あなたが待ってるの
イヤなんじゃないの?」

叔母
「そうよね。
そう思ったから
もう待たないわ
バカバカしい」

おばあちゃま
「依存しながら
自分に必要ない時は
切り捨ててくるような人は
友人ではないわ」

叔母
「なんだかガッカリよ
素敵な人だと
思っていたのにね

物言いも
とても上からで
何でも知ってるわって感じで
お話しするのよ

そして誰か何か話すと
拒否と否定ばかり
そしていつも
自分が正しいとアピール

仕事転職したいわとか
しょっちゅう云うから
どぅーらの仕事はどうか
少し声かけたら
矢継ぎ早に
そんな仕事は無理だわとか
怒りながらけたたましく
質問ぜめ
翌日には
「調べさせてもらったわ!
たいした仕事じゃないわね」とか

そんな言い方するなら
もう聞かなきゃいいのにって

持病で体力はない
骨が悪くて
腰も悪い
手が痛いから
腕は使えない
勉強は嫌いだし
計算は苦手
学歴は無い中卒の
50歳代独身で

就職経験はない
車の運転は出来ない

キレイで可愛い
仕事がよく
事務仕事は
向いてない

水商売も経営者かママなら
やってもいいというの」


おばあちゃまは
呆れかえり
少しづつ距離
明けるしかないね

叔母
「そうだけど
それでは自分が逃げてるなって
想うし自分にも
欠点はたくさんあるから
気を取り直して
毎回挑戦するけど
へこたれるわ
極めつけは
シュークリーム」

おばあちゃま
「なあに?シュークリーム?」

叔母
「私がシュークリーム好きで
だけどカスタードは
卵アレルギーで
食べれないから
自分で作るのって
話してるのに

「私のオススメでおいしいのが
あるから食べてみて?」って
カスタードシュークリームを
12個入りわざわざ
送迎した時に
渡してきて冷蔵庫も無いし
カスタードのタマゴが無理って
話してるのに

これは美味しいから
大丈夫とかいって
おしつけも酷くて
しかたないから
頂戴したけど
すぐにご近所に
差し上げたわ」

その子のお友達夫妻もね
しばらく仲良くしてたのに
気づくと距離あけてたなって

友達のご主人に
直接LINE聞いたり
友達とその夫さんがAとBって
意見が分かれると

私はご主人と一緒だ!とか

言い出して
本当に一緒の考えでも
ちょっと遠慮するわよね

どこのご主人も
気を使って
彼女がいると

妻さんに
「彼女を見習わなきゃならないね」とか

リップサービス大変そうで
面倒くさいから
呼びたくないねって」

そこまで話すと
疲れた様子で
あたたかい紅茶を口にした

おばあちゃまも
それ以上は助言もしなかった

客観的にボクは
その人が独身なのはよくわかるなって
感じてた
見つけたくても見つからないよね

ボクもちょっとそういう人は
友人に欲しくないかも

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叔母さまも
おばあちゃまも
あたたかいお茶
楽しみながら
暖炉の薪を返しながら
暖炉上のヤカンから
またマグカップへ
お湯を継ぎ足す

ゆらゆら湯気
立ち上り
暖炉の炎
やさしくて

どんどん
眠気を誘う

昨日の考えからすると
神と仏が
天使の仕業について
語り合ってる
ってことかな?

んふふ
ねむい

それじゃまたあした
いつもありがとう






















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伊藤ぱこ
読了ありがとうございます 世界の片隅にいるキミに届くよう ボクの想いが次から次へと伝播していくこと願う 昨年のサポートは書籍と寄付に使用しています 心から感謝いたします たくさんのサポートありがとうございました