信じる。

ボクは「不屈」という
言葉がとても好きだ

ファイナルファンタジー14
ゲームの中で
ボクはタンクという役柄で
「不屈」の機能が重視される

「不屈」はゲームで学んだ

何にも屈しない
誰にも崩されない
自身の幸福境涯

今朝の朝学習の先生は
地域の主婦の人だ

そこでテーマは
「信じること」だった
斜めに聴いてた

人を信じるんでしょ
なんて軽く考えてた

お子さんが３人もいる
その彼女は涙ながらに
ボクらに話す

何事も「信じる」ことから


信じる心が無ければ
何も成功しないです

練習や特訓
訓練を積み重ねると
できるようになるから
学校では朝練がある
スポーツやるひとなら
わかるとおもう

身体を鍛える人も
食事じゃないような
プロテインという
粉を飲んでる

なぜ？
プロテインを
信じてるから

病院で
お医者様に診てもらう
薬を飲む
なぜ？

治りたいから
この薬で
治ると信じてるから

それぞれの信じる
教えは他者からの
伝言を素直にきいて

目標達成のため
「信じて」
努力する

「不屈」という
折れない心も

自身を信じることから
はじまる

涙流す彼女はさらに話を
続ける
体調が悪そうだ

「わたしは
子供達を信じています」

そこから打ち明け話が
はじまった

３人の子供は
非行にはしり
警察のお世話になることが
多いので
日々少年院へ
連れていかれないか
心配してる

そのあたりの
打ち明け話で
席を立つ人があった

関わりたくないと
云った様子だ

子供達は小学生の頃
コンビニから
商品を
お金を支払うことなく
持ち帰ったり

子供同士のケンカの
枠をこえた
暴力で近所から
何度も通報された

授業も受けず
暴れてまわった

父親は病気が原因で
会社を退職してた

生活苦になるから
父親は病気があっても
働けるところを探した

新しい仕事は
風俗店の裏方だった
いかがわしい仕事だが
給料は良かった

しかし
昼の仕事しか
知らない父親は
まわりに群がる輩に騙され
いただいた給料を
巻き上げられる日々が続いた

妻である彼女は
心配しながら
自身もパートで働き
支えた

ある日突然
離婚を申し出られた

机の上に
１千万円現金で積まれた

彼女は問いただした
このお金はどうしたの？
何があったの？

「病気が治ったんだ
会社に復帰する
今の職場から
復帰祝いだって頂いたんだ」

妻である彼女は
話がおかしすぎる
何度も言った
そのうえ
なぜ離婚なのか

何度聴いても
涙目のまま
応えようとしない

「どうしたのよ？
何があったの？
なんだか変よ？」

翌日彼女は
気にかかりながら
パートへ出た

小さな３人の子供を
夫に任せたまま

１８時には仕事が終わる
また問いただそう
そう考えていた

１６時パート先の上司から
呼び出される

大変だよ！

急いで帰宅した
夫は自殺してた

子供達の目の前で
冷たくなってた

「お父さんが
冷たい」

子供達が裸足のまま
家をでて近所に
声をかけたという


子供達は
「お母さんが悪い」
そう云って
その日から
叱っても
諭しても
変わってしまった


彼女は嗚咽しながら
話す

今の子供達の
悪行もすべて
自分のせいだと話した

私が無理解でした
夫は誠実な人だった
心が限界だった
お金は無理に
借金させられたものだった

自宅を無理に不当に
売却したというような
内容だった
当然警察も入り
お金のことは片が付いた

しかし
我が子の心は破壊されたまま

悪夢の続きを暮らしてる
そういった

しかし
彼女が涙堪え云った

わたしは信じています
子供達は必ず
わたしが守ります
いつか気づく
言葉で伝わらなくても
想いは伝播する

いつか
わたしの命が尽きても
子供達は
感じることができる
わたしが深く
信頼を寄せてること

わたしの想いや祈りは
耳で聴こえないなら
子供達の肌から
皮膚から毛穴から
生命へと届く

「母親だから
わかるんです」

この言葉にノックアウト
完全に心を射抜かれた

強い
涙目で堪えながら
震えて語る
小さな彼女が

この一言で
鋼よりも鍛えられた精神力
負けじ魂
「不屈」の精神を
漲らせてることに
気づいた

「何があっても
信じています」

そう云った
まわりがシンと
静まり返ってた
ボクは力いっぱい拍手した

もがきながら
苦しみに抗い生きる
強さを感じた

「母」って強い

とても素敵だ
子供を産んだ者たちは
「信じる」キモチが
誰よりも強い
特性がありそうだ

信じるから
成し遂げることができる

自身も未来を信じよう
そして
誰よりも
キミを信じてます

それは
キミが望まなくても
裏切られても
何も無くても

ただただ
キミを信じる

今朝も感動の学び
地域の皆様
ありがとうございます