種植え。
「自分が撒いた種だろ」
事あるごとに
聞いた声
「はい。そのとおり」
どんな反対意見でも
ボクは聞く
しかし決して
自分の意見
折らない
曲げない
「自分が正しいと思ってるの?」
いつも云われる
「はい。思ってます」
というか誰もが
自身の意見が正しいと思って
話してると思う
間違ってること
話す時って
嘘つくときか
事情がある時ぐらいだ
どんなひとも
人間なんて
間違いだらけ
ボクも同じ
そもそも友人に話すことは
正しいと思って
相手を想って
互いに話してる
まぁ
ケンカにたびたびなる
しかし
それも必要な時期もある
いかにケンカせずに
対話し理解し合えるか
表現を互いに考えたり
反省してみたり
切磋琢磨し
相手にわかりやすく
話せるように
他者に理解されなければ
どんな意見も意味がない
伝わらないなら
話すことが無駄になる
それでも声に出す
それが自分の
伝える能力訓練にもなる
声にしなかった後悔より
声に出し
どんなふうに伝えるか
考えることが大切だ
結果は最初はケンカかもしれない
分かり合えないかもしれない
理解できないことだらけなのは
自身の勉強不足かもしれない
知らないことは
80歳になっても勉強する
おじいちゃまはそういう
最後まで努力して
声に出しても
口論になるだけの
相手も存在するが
それでもいい
相手の魂には伝わってる
必ず心に残る
自分の真心がやがて
相手の魂に根付き芽吹く時
初めて伝わることがある
多くの人の
体験をかりて表現するなら
「子供を産んで初めて
母親のキモチがわかった」
「長男が生まれたとき
僕の父親のキモチがわかった」
「卒業して就職した時
初めて部活の顧問の先生の
言葉の意味がわかった」
「恩師が何故あの時
絶対許してくれなかったか
今ならわかる気がします」
などなど
その現場では衝突や
無理解もある
しかし
必ず相手を心から
心の底から思いやる
真心は伝わります
あなたの心の底から
相手を思いやる
真心が伝わらないわけがない
嫌われるかもしれない
そう不安になりながらも
相手を想い発した言葉に
嘘は無い
その心の魂の声は
種のように
相手のキモチ深くに根付く
そして芽吹くのです
「その自信どこからくんの?」
自信は努力から
日々の積み重ね
「自分が正しい」
誰もが思ってる
生きてきた経験や
体験から
信念が出来上がる
ことが多い
「間違ってることも
あるかもしれない」
他者むけには
そんな風な姿勢でも
ひとたび
大切なひとのまえでは
往々にして
「自分が正しい」
そう信じてる信念のもとに
「教えたり」
「諭したり」
「共有し合う」
例えば家族や親友
仲間、恋人の前では
「相手を想って」
話すことも多い
本音トーク
そんな風に呼ぶ人もいる
根拠ない自信のひとも
世の中にいる
誰もが同じだ
しかし日頃から
振る舞いが
粗暴であったり
暴言や暴力の人には
説得力は無い
無いから暴力で暴言で
金銭で威圧で地位や名誉で
名声で
相手を屈服させる
服従させる
納得や理解から程遠い
だから団結力が無い
強制されたチームでは
仲間では弱い
尊敬もない敬意も無い
真心など微塵もない
これは極端な例だが
誰しも曲がったひとに
靡かない
心に根付くものもない
そこに真心の凄さがある
いささか
気をつけるべきは
そういうことを模した
犯罪者は居る
親切で丁寧で
思いやりあるようなふりで
騙すひとびとはいる
そこの最終目的は
いつも「金品」
見極めは難しい
しかし
キミは気づく
必ず気づく
騙されることが
あったとしても
本物の真心に
気づかない人は無い
真心という
ひとの愛情には
無限の力がある
その種は必ず
花開き
あなたのこころに
咲き誇る