日の記(ひのき)
どうも、ワイです。
今日はAIと人間の思考?プロセスの差異について話します。例の如くウ↓ソ↑をついているので注意しましょう。
AIの本質
これとこれを合わせて
「頼まれた画像と似た様な画像のそれっぽ~い所を上手くつなぎ合わせて渡す人」とします。
参照。ウソ話です。
AIの方法論
どうやったら「頼まれた画像と似た様な画像のそれっぽ~い所を上手くつなぎ合わせて渡す人」になれるの?という問いを
①どうやって頼まれた画像を掻き集めるの?
と
②どうやってそれっぽ~く繋ぎ合わせるの?
に分割します。
①→これは簡単です。全ての画像に目印が付いているからです。前回も話しましたね。
②→これは難しいです。具体的に言うと
①:ホワイトノイズを噛ませる
②:そっからジワ~っと絵が出てくる
になります。訳が分からないですね。すまんな。
①:ホワイトノイズを噛ませる
これは「画像をドットに分割する為」です。白一色の紙という概念から始めると話がややこしくなるのでこういったイメージ図を使用します。視覚的な分かりやすさを重視しています。
なので「白い画像をめっちゃ小さい格子状に分ける」というイメージを使用しても良いです。お好きなイメージを頭の中に思い浮かべてください。
OKでしょうか。では次行きます。
②なんかジワ~っと絵が出てくる
これがむずいねんけどさ。ライフゲームみたいな事してるんすよ。要はね。
ライフゲームってのはドットをある一定の規則で動かすとなんか生命っぽくなるよ!ふしぎ!というヤツです。理系インテリオタクは大体好きなのでそいつらに聞きやがれ。ワシャ知らん。
でAIはそれを色でやってます。
①ここの点に赤色を打つ
②その隣の点に緑色を打つ
③その隣の点に黄色を…以下略
みたいな。理屈はわかるっしょ。なんとなく。
じゃあどうやって色を決めてんのって話ですが
他の同じジャンルの絵の統計を取って決めています。
この色の隣はこの色がよく使われるからこの色にしよう…を無限に!無限に繰り返すだけで!絵になってしまいます。
すごすぎるよな~まったく これは画像認識に使用する特徴量抽出を逆算しているらしいです ここは長くなるのでカットで
だから確率論なんですね。データを集めて最頻値を出す。データを集めて最頻値を出す。数理的に処理出来るプロセスです。
これが「頼まれた画像と似た様な画像のそれっぽ~い所を上手くつなぎ合わせて渡す人」の種明かしです。では次。
人間の本質
「意味」と「物語」です。
お、おもしれ~~~~~~~~~~~~~~~~~~のですがこれは「マジ」です。マジの話をしています。魂。ソウル。
俺達は画像のそれっぽ~い所を上手くつなぎ合わせるのが苦手です。しかし意味を繋げて物語を作るのが滅茶苦茶得意です。
例えば三角形を描くとするじゃねえの
AIは三角形の画像を掻き集めて繋げます。お前プログラミングで描けるとか言うんじゃねえぞ。今その話してないので。そっちはエクセルアートとかそっち系だから。ハイ。
人間は「線を一本引く」「その終点から斜めにある程度の長さの線を引く」「その終点から最初の線の始点に線を引く」という言語を用いた3プロセスの論理で三角形を描きます。ぜんっぜん違う。全く。じゃろがい。
俺達は言語ブロックを積み重ねた論理構造が無いと絵を書く事ができません。これは識字率とかは関係ないです。話し言葉さえ持っていればそれを利用できます。
人間の方法論
つまり。AIは統計で絵を書いている。人間は
言語の論理構造の集積で絵を書いている
訳です。これには赤ちゃんの絵などの反例が存在しますが絵を「ある程度上手い絵」と定義する事で解決します。
「これがこうだからこうしよう」と言い換える事も出来ます。小学生だろうがここは海だから青い絵の具で塗ろう位の事は考えています。無意識であっても、です。
この反例として「模写」が存在します。しかしデッサンという返し札が存在します。人間は理屈無しに目の前の物体を完璧にコピーする事は出来ません。AIは大得意ですがね。
つまりAIと人間の絵の差異について考察する時には
「統計」と「論理」の性質の差異
という視点から突っ込むと良いと思います。これは先例も勝ち筋もありそうです。哲学的ゾンビ・中国語の部屋とかにも繋げていきたいですね。
ざっくり「統計学」と「論理学」に分けて統計学とは何か?どのような用途に使われているか?論理学は?とするのも良いと思います。ツールの出力と取り回しという道具的観点から見る。カナヅチとノコギリ。
あとは人間が統計めっちゃ苦手とかPCは論理が苦手とかそーゆー話に派生させても良いと思います。スペックの差から見る。うん。
長くなってしまった。うむ。
それでは、さようなら~~~~~~~