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東京拘置所のアレンジ飯

どーもこんにちわ😃とみぞうです。

東京拘置所では2週間に1度、食事のメニュー表が各工場に配られます。
そのメニュー表を見て受刑者達は『おっ。今回は当たりメニューだな。』とワクワクしながら食事の時間を待ちます😃

しかし、基本的にはメニューは同じ物をローテーションで変わるだけなので数年間食べ続けると流石に飽きてしまいます💨

その為、みんなお気に入りのアレンジ飯を作るのです😃

本当はやっては駄目なことですが、朝食などに配られるキナコやジャム系やソース系をこっそり隠し持ち味変をするんです(笑)

本当はやっちゃ駄目なんですよ?なので面会の時に、こんなこと出来るらしいよ。なんて言わないで下さい😃
やったの見付かったら懲罰ですからね~💨

それでは受刑者がよくやる?アレンジ飯

牛乳+チョコジャム=ココア
きなの+いも蜜煮=焼き芋
1枚肉の油汁+麦飯=油飯
醤油+玉子ソース=照焼風ソース
パン+ビニール+保温箱+熱湯=焼きたてパン
きなこ+牛乳=プロテインドリンク

などなど、書き出したら切りがありません(笑)

特に焼きたてパンは画期的発明です。パンをビニール袋に入れ輪ゴムで口を縛る。
保温器に熱湯を入れてその中にパンをぶち込むだけで、あら不思議✨
焼きたての温かパンが出来上がるんです。外はカリっと、中はフワフワのパンが出来上がり美味しくて堪らなかったですね~☺

とにかく東京拘置所での食事は出された物をいかに美味しく食べてやろうかという努力が半端じゃないです。
美味しくない食事は悪だと考えちゃいます(笑)

外の世界では『なにそれ?美味しいの?』みたいな内容ですが刑務所飯を食べてると美味しく感じます。
危ない橋を渡りたくもなるってもんです。

出所したらこんなアレンジ飯はやらなくなりますが受刑中はささやかな幸せを味わっていました。

短いですが今回はこの辺でノシ

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