受刑中に懲罰その後
どーもこんにちは。とみぞうですm(_ _)m
受刑生活をしていて一番怖いのは懲罰です。
今回は、どんな事で懲罰を受けるのか。そしてその後どうなるのか?を書いていきます。
そもそも懲罰って何?ってなる人もいると思いますが簡単に言えば受刑者に対して罰を与えることです。
どんな罰かと言うと体罰!!とかはないですが、独房に入れられて朝から晩まで正座して座らされることになります。
これが地味にキツいらしく体勢を崩したりしても怒られるので修行の様なものですよね~( ̄▽ ̄;)
でわ。どんなことで懲罰を受けるのか?
1、喧嘩
まぁこれに関してはやっちゃいけませんよね。罪を犯して服役してるのに喧嘩なんて…因みに喧嘩は両成敗なので双方懲罰行きです。
2、作業拒否
なんらかの理由(作業が辛い・イジメ)で、もうここに居たくない!って人が作業拒否してわざと懲罰を受けようとする人がいます。
刑務官から作業しなさいと説得されますが聞き入れなければ懲罰です。
3、不正行為
時間外の洗体、洗髪、洗濯や食事を残して後で食べるなどの行為。作業場の備品を居室へ持ち帰り使う行為。これらの行為はアウトです。
見付かる刑務官に寄っては、しこたま怒られた後に許してくれる方もいますが基本的には懲罰です。その他にも色々不正行為はありますが、一般社会でやったら怒られることは中でも怒られますw
4、イジメ行為
喧嘩と一緒で手を出すイジメは1発アウトです。しかしイジメにはグレーな部分があり言葉の暴力は作業指導の延長ということで黙認される場合もあります。(本当は駄目だと思いますが)
なぜ黙認されるかは分かりませんが、おそらく刑務官通しでも上下関係や新人教育で厳しく接している関係で、同じように厳しく指導しているだけなのかイジメなのか判断しづらい点があるからだと思います。
分かりやすく言えばゴリゴリの体育会系の指導ですね。まぁやられた人間がイジメだと思えばイジメですw
5、密通
監視下の中で密通なんてやれるのか?と思いますが出来ます。
自分が見たのは、衛生と補洗で、手紙のやりとりをしてたのを発見され連行されてるのを見ました。
大部屋で収監されているフロアは、衛生、補洗、内装など色々な作業受刑者が各部屋で暮らしてます。
中には他の作業場の人間と実は知り合いってこともあるので、休日などの食事配当の時に手紙のやりとりをしていた様ですね。
6、自傷行為
自傷行為に関してはあまりやる人間はいませんが、作業拒否の延長のようなものです。
作業拒否したが受け入れられなかった。でもこの作業場にはもう居たくない。
そんな時に最終手段としてワザと怪我をして懲罰を受ける行為です。
さてさて。ざっくりと書きましたが懲罰になりうる行為はこんな感じですね🤔
懲罰になる前に調査期間が1週間程あり調査結果が上に報告され晴れて懲罰房に連れてかれます。
基本黒と判断されますが稀に、巻き込まれ事故で白になり帰還することもありますが調査期間中は作業してないのでその分、外に出るのが遅くなります。
調査→白→帰還でも少し出所が遠退くと思った方がいいですね。
そして、懲罰後ですが元居た所には戻されず別の作業場に移動となります。
そこで1から作業を覚えていくのですが、何回も懲罰を受けてしまうと『不良移送』といって東京拘置所から別の刑務所に飛ばされてしまいます。
こうなってしまうと、ほぼ満期出所になってしまうので折角東京拘置所で早く出れる予定なんですから色々我慢しろと家族友人に伝えて下さい🤗
どう考えてと中での一時の過ごしやすさを求めるより外の快適さの方が100倍良いですからね。
それではノシ