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私は精神障害者 初入院まで

実をいいますと、私躁うつ病で精神障害3級の手帳持ちです。
この病気とはもうかれこれ13年くらいと付き合っています。
今で言うカスハラで発症しました。
最初の異常は不眠から始まって、胃痙攣、吐き気、そうしょうかん、希死念慮などなど。
発症してから最初の受診まで2ヶ月かかりました。というものの、最初受診を希望したAクリニックで診察拒否をくらいまして、初動がおくれたのです。
2軒目のOクリニックで診察してもらい、うつ病の診断をもらい、薬物療法がスタートしました。
この頃は寝たきり、食事も味もなくそうめんはかり食べていました。
ひとくち食べたら横になり、また一口食べたら横になりの繰り返しで、なんどもタヒろうと思いました。アパートで決行したら違約金とかでお金がかかるし、山に行って決行するか電車にするか、と考える毎日でした。
寝ている時間だけが、唯一安息の時間でした。
医者からはとにかく楽しいことを考えて、楽しいことをするようにと言われていましたが、楽しいことなんてないし。
トレドミンとメイラックスを飲んでました。
それから半年、うつがひどくなり、全く寝れなくなり、頭の中を音楽がガンガン鳴っていて、食事もできない状態に。医者に相談すると、家庭で治療するレベルではないので入院を進められます。2日後に入院先のJ病院と相談して、その後入院となりました。
不思議なことに、いざ入院してみると症状が改善しました。しかも数日で。
これは入院して、外界と全く閉ざされストレスが全く無くなったからかもしれません。
いわゆる任意入院の閉鎖病棟です。
同じような境遇の仲間もいたので入院シンドロームみたいな感じでしょうか。
いざ調子が良くなると、いままでのことは棚に上げて、家に帰りたくなりますがこれはワナです。
家に帰ってそのままの調子だといいですが、悪化した場合、
ここ重要です
急性期病棟から退院したら3ヶ月は再入院できないのです。
教えてくれませんから気をつけてくださいね。
私はこの3ヶ月地獄の思いで乗り切って隣の市のk病院に入院しました。
ここでは大人しくしっかり治療してもらいました。薬も変えてここからO先生との長い付き合いが始まります。
最新の治療方針で、作業療法や心理士さんとの面談や外出プログラムなんかで心のケアが図られるようになりました。
ここで、入院する時に持っていったらいいもの。
病院によりますが、スマホはだいたい禁止です、理由はよくわかりません。
ノートパソコン、映画のDVD、お気に入りの本、娯楽がないのでトランプとか。小銭。洗濯機や乾燥機、自販機なんかに必須です。
ICカード決済でお金はチャージシステムなんてとこもあります。
入院の際持ち物チェックがありますが、なぜかすり抜けてご禁制のブツを持ってるひともいます。
また別の機会に書きたいですが、一発保護室行きです。
保護室はシーツもカーテンもなく壁はクッション窓は5センチくらいしか開かないスペシャルルームとなっています。
私が入院する前日トラブルを起こして保護室に入った人は1ヶ月くらい入ってました。タヒ未遂ですわ。
1日のスケジュール書いておしまいにします。
7:00 起床
7:45 朝食
9:00 清掃
1000入浴 夏週3 冬週2
                    ミーティング 自己の振り返りみたいな
11:45昼食
13:00作業療法
15:00作業療法終了
17:30夕食
21:00消灯
空白時間は自由時間。
人のコミュニケーションなくしたらおかしくなります。早めに友だち作りましょう。
というわけで今回はここまで。
いいねが増えたら続編書きます。

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