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チェーンメールと7日間ブックカバーチャレンジ (番外編

「話題になっていることに乗って、騒動のおこぼれにあずかかろうとしているように見えそうなことはしたくない。でもときどき、どうしても一言言いたくなっちゃう…」
— 皆さんはそんなことないですか? おれはあります!

という書き出しでさっき「チェーンメールと7日間ブックカバーチャレンジ」という記事を書きましたが、考えてみれば、「おこぼれにあずかる」ことに心理的抵抗が出てきたのはいつからだろう? 
思うに、数年前まではあずかる気満々だったよな、おれ。

7日間ブックカバーチャレンジが「チェーンカキコ」の一種であることは間違いないと思うんだけど、でもこれ、社会を混乱させたり人を嫌な気持ちにさせたりはしないですよね。「ネットワークやサーバーの無駄遣い」は確かにそうかもしれないけれど、クラウドコンピューティングより前の時代の話だなと強く感じます。「動画/映像コミュニケーション」が日常な今、微々たるものじゃないでしょうか。

数年前のALSへの募金を呼びかける「アイスバケットチャレンジ」の時にも「これはいかがなものか?」って声が結構聞こえましたよね。あのときにもまったく同じことを思っていました。きっとまた同じことが起きるんだろうなぁ。
おれがちゃんと理解できていない「そうじゃなくて、xxxだからダメ」っていうものがまだあるのかも? これはみんなに聞いてみたいな。

ぼくらは少し頼むことを躊躇してためらい過ぎだし、断られることを恐れ過ぎだと思うから。もっと直接的に頼んだり断られたりが日常になれば、困っている人が周囲に支援を頼むことのハードルも下がると思うから。

これは前、ある人に話したことがあるんだけど、その人には「それが日本人の良いところで失いたくないところだよ」と言われた。そうかな?


断れない → 頼めない - 多くの人が頼まれごとを断ることが苦手で、「もしかしたら、相手の負担はこちらが思っている以上かも?」と予測するから頼めないんだよね?
断れる → 頼める - 「気が向かないから」「自分のテイストと違うから」って簡単に断れる人は、もっと気軽に断られることを受け入れられるだろうし、そうすると頼めるよね?
これは昔書いた 「生き心地の良い町」と「活き心地の良いコミュニティー」 岡檀さんのお話@みらい館大明 にも通ずるところがあるかな、と。

あ、そう言えば”Don’t Judge a book by its cover.“なんてイディオムもありますね。

You are what you read. なんてのもあるね。

Happy Collaboration!

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