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コロナと私の日常2-67

67日目 10月24日(土)

知らない天井を見て目が覚める午前7時半。そういえば、昨日はオシャレなホテルに泊まったんだった。

隣で彼女がこっちを見ていた。おはよう。昨日は2時過ぎとかに寝たのに、5時半に目が覚めたらしい。凄すぎ。でも、起きてすぐ横に好きな人がいるってとても素敵かもしれない。そんなことに今更気がつく21歳の秋。ふむ。

チェックアウトまで時間があるので、だらだらといちゃいちゃしながら出かける準備をする。陽が差し込んで、なかなか暑い。化粧道具も化粧水もないのですっぴんカサカサでつらい。肌荒れが酷すぎて見せれなくて辛い。それでも、朝から恋人と一緒にいれる嬉しさを考えれば全然大したことないと思えるな。

朝食付きだったので、フロント横のカフェでブランチする午前10時。アボカドのやつはなかなか美味しかった。彼女はアボカドが食べれないので悲しすぎて悲しい。美味しいよ。

お互い夜まで暇なので、のんびりして恵比寿まで歩く。一緒にいるといつも凄く歩いている気がするけど、最近ではお散歩の楽しさに目覚めつつある。誰かといるときは、下手にカフェで時間を潰すよりも、お喋りしながらお散歩したほうが楽しいかもしれない。お金もかからないしね。

そんな感じで恵比寿のアトレのソファーでまただらだらと時間を潰して、ガーデンプレイスまで行ってベンチで人間観察をして、14時前とかにばいばいする。明日も明後日も会うけど、ちょっと離れるだけでなんだか寂しいね。この間までお互い独り身だったのに、不思議だね。

上野で食料を買い足して帰宅。土曜の上野はやっぱり混んでいる。いやだ。今日は天気が良くて気温もちょうどいい。最高かも。

なんやかんやで時間を潰してちょっと寝て、保育園からの友達(幼馴染?)に会いに出かける。あの頃は一桁代だった年齢も、今では20を超えている。時の流れは残酷だし、人生は秒。おもしろいね。

渋谷の鳥貴族で飲みながら食べる夜。隣の大学生5人組が死ぬほどうるさくてうける。絶対ヤリサー。男3人はどう考えてもあの可愛い女を狙って持ち帰ろうとしている。下心しか見えない。そしてうるさい。声がでかい。ちょっと静かにしてほしい。

でも気持ちはわかる。私も大学2,3年生の頃はあんな風にはしゃいでお酒を飲んでいた。もう今となっては、あわよくば早く帰って寝たいくらいに思っているので、お酒でいい感じに酔いたいとも思わなくなったし、あんな風にはしゃぎたいとも思えない。若いっていいな、と自分たちのババア加減を実感する私たち。しんどい。すでに老いを感じる。

ちなみにもう1人のあんまり可愛くない方(失礼)の女の子は、グラスを倒して酒をぶちまけた男の世話をしてこっちに謝ってきたりしてくれて、めちゃくちゃいい子だった。馬鹿にしてごめんね。こういう子が幸せになって報われる社会を作りたい。そう思う。

カオスな渋谷を乗り越えて友人もバイバイして、帰宅。なんかとても眠い。早く寝たい。と言いつつもこんな時間にまで日記を書いている。
 
ああ。今日は、いい天気だった。

おやすみ。

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