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PACの活動報告⑮ 情報に価値はない

1.「タマゴと情報の賞味期限が切れていた」

ちょっと!!!!
不幸のメールが届いちゃったじゃないの!!!!

古き良きチェーンメール

これに共感しているそこの貴方、さてはアラサーですね?
懐かしいこんなネタ、今やると逆に新鮮かもしれません。

消費期限、賞味期限が切れて腐ってしまうのは
決してタベモノ・ナマモノだけではないです。

バズった言葉もすぐに聞かなくなり
人気のタレントもドラマのクールごとに変わります。

超高級黒毛和牛であっても腐れば価値がありません。
情報も鮮度があり、いつしか腐敗します。

さらに鮮度が落ちるスピードは
触れた人の数に比例します。

当時、都会のJKを魅了したタピオカミルクティー
その発祥は台湾です。

台湾➡東京➡日本全国の順番で
タピオカミルクティー屋さんが大量発生しました。
SNS効果でそのスピードは爆速でした。

しかし、コンビニでも購入できるようになり
その熱量が減っていきます。
それを後押しするようにコロナ禍。

コロナ禍の4月以降は13社の増加にとどまった。13社のうち、新設法人はわずか2社(同15.3%)に激減した。新型コロナによる外出自粛、店舗休業などで萎縮する他の飲食店と同様、タピオカ関連企業も影響が大きいことがわかる。
 元々、タピオカは夏場に需要が盛り上がり、冬場は落ち着く傾向にある。しかし、2020年は年初から新型コロナの影響が広がり、収束の見通しも立たないことから、ブーム沈静化は見極めにくくなっている。このため、「タピオカ」を事業のメインに据え、新規参入するには難しい事業環境で、「タピオカ」関連企業の増加にブレーキがかかったとみられる。

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=66112?pno=2&site=nli

何カ月単位で流行り廃りが繰り返す現代社会で
”情報自体”の価値はあまりないように思っています。

2.名探偵だって手がかりがないと推理できない

単一の情報の価値は賞味期限が短めですが
何かを組み合わせることで賞味期限が延びます。

なかやまきんに君だって
パワーッ!×○○でずっと活躍し続けているのですから!!!

もっとわかりやすいところでいうと
カレー×とんかつ=カツカレーみたいに
親和性が高いものを組み合わせることで
新しい価値を生み出すことができます。

カレー屋さんが「とんかつ」という
別の知識があったからこそ生まれたカツカレー
これこそイノベーションではないでしょうか。
(タピオカ×ミルクティーももちろんそう)

どんな画期的なアイデアも
知っているものからしか生まれません。

知らなければ行動することはできません。

画期的なアイデアはシンプルな見た目をしていますが
その実、かなり複雑で
多くの要素が組み合わさっていることでしょう。

インパクトある行動の源泉は
コツコツと続けた情報収集です。

価値が無いと思っていた情報も
組み合わせとタイミング
あとは実践したか否かで
本当の価値の有無が決定するのです。

3.その価値はズバリ19万8000円!!

とはいいつつも、情報なんて
集め出したらキリがないわけです。
ゴミ屋敷からはゴミしか出てこないし
宝の山からは宝しか出てきません。

貴方にとって、誰かにとって価値とは何か?
いわゆる”価値観”を定義する必要があります。

その価値観に沿った情報収集と行動が
価値観に沿った価値を生み出すわけです。

失敗談や苦労話だって
ある価値観によっては
本当に価値を帯びる可能性があるわけです。

有名な話だと「ポストイット」


研究員が強力な接着剤を開発中、たまたま非常に弱い接着剤をつくりだしてしまい、1974(昭和 49)年に別の研究員が、その弱い接着剤を本の栞に応用できないかと思いついた。それが貼って剥がしてまた貼れる「ポスト・イット」の開発秘話。

https://hirameki.noge-printing.jp/post-it/

失敗作が価値を帯びたというロマン話でした。

PACはInstagramにて
ラジオ形式の配信をしています。
その名も「今夜語ってみました」(既視感)

理学療法士の三人が職場で話し難いニッチなことを
夜な夜な語っているこの配信が
イノベーションを起こす何かになればいいなと思っています。

あまりにニッチすぎて
失敗しているのか成功しているのか
よくわかりません!!!

しかし、やっていて楽しいということは
自分達の価値観にとって価値があることは
間違いありません。


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