東京農業大の右腕、長岡竜平に密かな注目!フォームは元ソフトバンク・中田賢一を彷彿 豪快な腕の振りが魅力
「プロアマ野球研究所」は、全国のドラフト候補について、現在の実力や将来性について、日々レポートしている。今回は、密かに注目を集めることになりそうな東都二部所属の“本格派右腕”を紹介する。
2022年5月10日 東都大学野球二部春季リーグ戦
拓殖大12-8東京農業大
長岡竜平(東京農業大) 新4年 投手 181cm76kg 右投右打 大宮北
両チーム合わせて30安打の乱打戦でともに、投手陣が苦しむ試合となった。敗れた東京農業大で大きな可能性を感じさせたのが、6番手で登板した長岡竜平だ。
大宮北時代は、県内では少し名前の知られた存在だったが、当時はコントロールが不安定で目立った結果を残していない。3年夏も背番号1を背負ったものの、リリーフで2試合の登板に終わり、最後は、以前のコラムで取り上げた関口航大(立正大・新4年)を擁する熊谷商に競り負けている。
大学進学後、昨年までは登板機会がなかったが、3年春からリリーフの一角に定着。この日も7回の途中からマウンドに上がり、立ち上がりは四球とツーベースを浴びてピンチを広げたものの、後続を抑えて1回2/3を無失点、1奪三振の好投で乱れた試合を落ち着けるピッチングを見せた。
まず目立った点が、豪快な腕の振りだ。プロフィールは身長181cm、体重76kgとなっているが、堂々とした体格でマウンド上では上背も体重もそれ以上に大きく見える。
◆最速147キロをマーク!まだまだ速くなりそうな予感も
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