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独立リーグに参戦する“金の卵”東海大相模の元主戦投手に「大谷翔平サイズ」の大型右腕、そして“隠し玉候補”がドラフト指名を狙う!

昨年のドラフト会議で大きなインパクトを残したのが独立リーグの選手たちである。支配下6人、育成17人と過去最多となる合計23人の選手が指名を受けた。全指名人数は122人(支配下72人、育成50人)であり、そのうち約2割が独立リーグ所属の選手だった。
 
ルーキーイヤーから活躍が期待される投手は、ロッテに入団した大谷輝龍(富山GRNサンダーバーズ)と阪神に入団した椎葉剛(徳島インディゴソックス)だ。昨年のドラフト会議で、独立リーグの選手としては過去最高タイとなるドラフト2位で指名されている。
 
彼らには共通点がある。それは社会人の企業チームから独立リーグに移籍してNPB入りを果たしたという点だ。
 
大谷はJFE東日本と伏木海陸運送にそれぞれ2年ずつ、椎葉はミキハウスに3年所属している。だが、二人とも目立った成績を残せないまま、“戦力外”という形でチームを去った。そこから、わずか1年で上位指名を勝ち取るのだから、改めて選手のポテンシャルを見極めることは難しいといえる。
 
このほか、ソフトバンクの育成1位で外野手の大泉周也(福島レッドホープス)もまた、社会人を経て、独立リーグに進んだ経験がある。山形中央を卒業後、日本製鉄鹿島に入社し、3年間プレーした後、福島に移籍。独立リーグ3年目で悲願のドラフト指名を掴んだ。
 
このような選手が出てくる背景は何か。

◆独立リーグに“隠し玉”が…それは誰だ!?

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