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“投手王国”の愛知高校球界に光る素材がまたひとり…愛知啓成・清水凰史、プロ入り狙う“最速147キロ右腕”

高校3年生世代のイベントは、来月に鹿児島県で行われる国民体育大会(かごしま国体、)のみで、大半の選手は次のステージに向けての準備を始めている。スポーツ系メディアなどでプロ志望届を提出した選手が連日報じられているが、今回は、好投手の多い愛知の高校球界のなかで、素材の良さが光る右腕を取り上げる。
 
2023年7月27日 全国高校野球選手権愛知大会
中京大中京12-2愛知啓成(5回コールド)
 
清水凰史(愛知啓成) 3年 投手 181cm85㎏ 右投右打

素材の良さが光る清水凰史(愛知啓成)

今年の愛知の高校球界は、好投手が多く、上位候補の東松快征(享栄)をはじめ、天野京介(愛産大工)や黒野颯太(誉)らを「プロアマ野球研究所」のコラムでも取り上げた。プロ志望届を提出した彼らと並んで、もう1人プロから注目を集めている好投手が、愛知啓成のエース、清水凰史だ。
 
下級生の頃は、外野手としてもプレーしていたが、2年秋の新チームから投手に専念すると才能が開花。今年の春にはエースとなり、県大会では最速147キロをマークするまでになった。この夏は少し調子を落としているとのことだったが、準々決勝では強豪の豊川を相手に先発して、7回を1失点の好投を見せ、チームの勝利に大きく貢献した。
 
筆者が視察した7月27日の準決勝、中京大中京戦。この日は、豊川戦から中1日ということもあって、清水はベンチスタートとなった。だが、先に登板した2人がまさかの乱調で、8点をリードされた2回途中からリリーフで登板した。

◆順位にこだわらなければ…ドラフト指名もある!?

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