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星稜時代に“大器”の期待を集めた右腕が復活 日本体育大・寺西成騎が全日本大学野球権で躍動!ヤクルト・奥川恭伸の”一年後輩”

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今年だけではなく、来年や将来のドラフト候補も積極的に紹介している「プロアマ野球研究所」。今回は、この春に故障から鮮やかな復活を遂げた大学3年生の本格派右腕を取り上げる。

2023年6月6日 全日本大学野球選手権
日本体育大8-1東農大北海道オホーツク

寺西成騎(日本体育大) 3年 投手 186cm85kg 右投右打 星稜

力投する寺西成騎(日本体育大)

日本体育大が東農大北海道オホーツクを中盤以降に突き放して快勝したゲーム。勝利の立役者のひとりが、先発のマウンドに上がった寺西成騎だ。

中学時代からU15侍ジャパンに選出された評判の投手で、星稜でも1年春から公式戦に登板。1学年上の奥川恭伸(現・ヤクルト)に次ぐ、”大器”として期待は大きかったが、2年以降は右肩の故障で目立った実績を残すことができなかった。大学進学後、昨年までは一度もリーグ戦(首都大学野球連盟)に登板していない。

しかし、この春は先発を任せられると、リーグ戦で5勝0敗、防御率0.31という圧倒的な成績を残し、チームを優勝に導き、自身もMVPに選ばれた。

◆寺西が来年の有力候補になる可能性は…⁉

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