独立リーグで輝く“19歳の捕手” 茨城アストロプラネッツ・日渡騰輝、投打で高いレベル! ドラフト指名はあるか?
ドラフト会議まで2週間を切り、上位候補はもちろん、下位や育成の候補選手についても話題となる時期となった。今回は、スカウト陣が密かに注目している独立リーグに所属する19歳の捕手を紹介する。
2023年9月21日 NPB・独立リーグ交流戦
BCリーグ選抜7-10DeNA二軍
日渡騰輝(茨城) 19歳 捕手 174cm84kg 右投左打 霞ケ浦
9月に多く行われたBCリーグ選抜とNPBファームとの交流戦。BCリーグ選抜チームは、NPBスカウト陣が注目する選手を中心に編成されるが、その中で最年少ながら存在感を示したのが、茨城アストロプラネッツの日渡騰輝だ。 霞ケ浦では、下級生の頃から正捕手として活躍。3年夏には4番を任され、赤羽蓮(現・ソフトバンク)や今年のドラフト上位候補である木村優人らとバッテリーを組み、茨城大会で準決勝進出に大きな役割を果たしている。 卒業後は、地元の茨城アストロプラネッツに入団。開幕から正捕手を任されると、66試合中63試合に出場し、高校卒1年目でBCリーグの選抜メンバーに選ばれた。 この日は4番、キャッチャーとして先発出場。第1打席では同学年で甲子園での実績もある森下瑠大からセンター前へタイムリーヒットを放った。ヒットはこの1本だけだったが、8回の第5打席では粘りを見せて四球を選んでいる。また、9月15日に行われた巨人三軍との交流戦は途中から出場して、センター前ヒットとライトへの犠牲フライを放って、チームの勝利に貢献している。
◆キャッチング技術は、高校卒1年目とは思えない高いレベル
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