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“あの一撃”が頭から離れない…2020年ドラフト指名選手「インパクトが強かったプレー」ベスト5を発表!

2020年の通常配信は今日が最後。今年も「プロアマ野球研究所」の記事をご覧いただきまして、ありがとうございました。年末ということで今回は、主任研究員の西尾典文が、今年現地で見た試合の中でインパクトが強かったドラフト指名選手のプレーをランキング形式で紹介します。

5位:6月23日 ルートインBCリーグ公式戦 茨城1-4栃木

・石田駿(栃木→楽天育成1位)23歳 投手 静清→九州産業大

栃木ゴールデンブレーブス・石田駿選手(提供・プロアマ野球研究所)

“未知の衝撃”という意味では、ここ数年でもトップと言えるのがこの石田だ。8回からマウンドに上がった細身の投手が145キロを超えるスピードを連発し、最速は150キロをマーク。前年秋の明治神宮大会に出場していた九州産業大のメンバーを見ても名前がなく、試合後に本人から大学では1試合も公式戦に登板していないという話を聞いて更に驚かされた。150キロを投げる投手は珍しくないが、サイドから投げ込むボールは伸びあがるような勢いがある。制球力さえ改善されればプロでもリリーフとして大成する可能性は高いだろう。

4位:8月1日 高校野球愛知独自大会 栄徳1-5中京大中京

・高橋宏斗(中京大中京→中日1位)3年 投手

中京大中京・高橋宏斗(写真提供・プロアマ野球研究所)

昨年秋の明治神宮大会で優勝投手となった時は、あらゆる面で物足りなさが残り、大学進学が妥当という印象だった高橋。自粛明けの練習試合で、150キロを超えるスピードを連発したという話は聞いていたが、この試合で実際にその姿を見て衝撃を受けた。1点を先制された4回途中からマウンドに上がると、いきなり150キロ台を連発。躍動感も腕の振りも秋とは別人で、この時点でドラフト1位を確信した。大学入試が不合格となったのも、個人的には野球の神様から「早くプロでプレーしなさい」というメッセージのように感じた。

◆果たして「ベスト3」は…?

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