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日本航空出身の大型右腕、プロ入りなるか…国士館大・重吉翼、“指名漏れ”の雪辱を晴らせるか?

10月26日に開かれるドラフト会議に向けて、各球団は、上位候補のみならず、下位や育成で狙える選手を絞り込む作業を進めている。今回は、その対象になりそうな候補選手のなかで、東都二部の大型右腕を取り上げる。
 
2023年9月5日 東都大学野球二部秋季リーグ戦
国士舘大6-2大正大
 
重吉翼(国士舘大) 4年 投手 183cm83kg 右投左打 日本航空石川

高校時代、北陸で奥川恭伸(星稜→ヤクルト)に次ぐ高校生投手だった重吉翼(国士舘大)

重吉は、日本航空石川の出身で、1年秋から投手陣の一角に定着した。北信越大会優勝に大きく貢献し、続く明治神宮大会、2年春の選抜で先発を任されて好投している。3年時は春、夏ともに甲子園出場はならなかったが、北陸地方では、奥川恭伸(星稜→ヤクルト)に次ぐ高校生投手として注目されていた。
 
しかし、プロ志望届を提出するも、どの球団からも指名がなく、国士舘大に進む。大学進学後、2年春に2勝をマークし、順調なスタートを切ったかに見えたが、その後は調子を落とし、4年春もわずか2試合、1回2/3の登板に終わっている。

◆巨人とヤクルト、日本ハムのスカウトが視察

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