早稲田大・加藤孝太郎　140キロ台の遅い直球でも相手を翻弄！　茨城県立高校出身の右腕　ドラフト指名は…!?

大学野球の春季リーグ戦が佳境を迎えている一方で、残念ながら、優勝を逃したチームにも楽しみなドラフト候補や有望選手は多く存在している。今回は、東京六大学野球で抜群の安定感を誇る県立高校出身の右腕を取り上げる。

2023年5月6日　東京六大学野球春季リーグ戦
早稲田大3-1法政大

加藤孝太郎（早稲田大）　4年　投手　179cm77kg　右投右打　下妻一

法政大戦で好投した加藤孝太郎（早稲田大）

早稲田大がロースコアの接戦を制した。その立役者は、先発で好投した加藤孝太郎だ。下妻一では下級生の頃から主戦投手を務め、2年夏、3年夏ともに茨城大会で4回戦に進出している。しかし、当時のスピードは130キロ台前半で県内でもそれほど注目されるような投手ではなかったという。甲子園や関東大会出場の実績がなく、早稲田大への進学は、スポーツ推薦ではなく指定校推薦だった。

◆本人はプロ指名を表明…プロ側はどう評価するのか