広島ドラ6「矢野雅哉」　守備と走塁はレギュラーに匹敵するレベル…一軍定着はなるか？

2020年のドラフト会議で指名された選手が、プロの世界でどんな活躍をみせてくれるのか、今から楽しみなファンの方も多いだろう。プロアマ野球研究所では、そんな選手たちがアマチュア最後のシーズンに見せたパフォーマンスについて紹介している。今回は広島から6位で指名を受けた矢野雅哉（亜細亜大）を取り上げたい。

2020年11月3日　東都大学野球一部秋季リーグ戦
中央大1-5亜細亜大

矢野雅哉（亜細亜大）4年　遊撃手　173㎝71㎏　右投左打　育英

広島が支配下で唯一指名した野手が亜細亜大のショート、矢野雅哉だ。高校時代の打順は9番と全国的にも全く無名の選手で、その存在を知ったのは大学進学後である。2年春から守備力を買われてショートのレギュラーとなったが、まず目立つのがその肩の強さだ。

◆一軍定着へのカギは？