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“ゆったりフォーム”で三振の山!日立製作所の左腕、安里海がドラフト候補に浮上も…東海大相模の元エース

2023年のドラフト戦線は既に動き出している。「プロアマ野球研究所」では来年はもちろん、再来年以降のドラフト候補も積極的に取り上げていく予定だ。今回は、社会人1年目で大きな成長を見せた、日立製作所のサウスポーを紹介する。

2022年10月17日 社会人野球関東選手権
日立製作所2-3日本通運(延長10回タイブレーク)

安里 海(日立製作所) 23歳 投手 179㎝75kg 左投左打 東海大相模→東海大

延長タイブレークの末に日本通運がサヨナラ勝ちをおさめたが、投手で最も強いインパクトを残したのは、日立製作所の先発マウンドに上がったルーキーの安里海だ。東海大相模では甲子園出場はなかったものの、下級生の頃からマウンドを経験し、3年夏にはエースとして活躍。当時から140キロを超えるスピードを誇り、注目を集めていた。

東海大進学後はなかなか結果を残すことができなかった。だが、4年秋のシーズンには3勝0敗、防御率0.50と見事な成績を残して最優秀投手のタイトルを獲得している。

社会人1年目の今年も3月のJABA東京スポニチ大会で早くも2試合にリリーフ登板し、6イニングで8奪三振を記録するなど好投。大会の優秀選手にも選ばれた。

この試合も立ち上がりから日本通運の強力打線を相手に好投。6回にソロホームランを打たれて1点は失ったものの、6回を投げて四死球0、10奪三振の好投で先発投手としての役割を見事に果たした。

◆フォームの安定感が向上!“ゆったり感”で相手打者を翻弄

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