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巨人3軍を圧倒する投球!茨城アストロプラネッツ・村上航は“異色の経歴”を持つ高速サイドスロー 最速149キロをマーク
独立リーグはレギュラーシーズンが終了して、残すは全国各リーグの上位チームによって争われるチャンピオンシップのみとなった。各リーグでは、NPBの二軍、三軍との交流戦が行われ、NPB入りを目指す選手たちは、ドラフトに向けてアピールを続けている。今回は、巨人三軍を相手に圧倒的な投球を見せた“異色の経歴”を持つ投手を紹介する。
2023年9月15日 BCリーグ選抜、巨人三軍交流戦
BCリーグ選抜3-0巨人三軍
村上航(茨城) 23歳 投手 176cm80㎏ 右投右打 札幌白石→北海学園大準硬式→ウィン北広島
![](https://assets.st-note.com/img/1695089095944-nfMtRPNmuO.jpg?width=1200)
毎年、何度か行われているBCリーグ選抜チームとNPBファームとの交流戦。BCリーグ選抜チームの選手にとっては、ドラフト会議に向けて最大のアピールの場であるが、8人の投手の継投で、巨人三軍を零封し、見事に勝利をおさめた。そのなかで、2番手で登板した茨城アストロプラネッツの村上航が、強烈なインパクトを残した。
札幌白石時代、下級生の頃から主戦投手を務め、3年夏には札幌地区予選を突破。南北海道大会の初戦では強豪の駒大苫小牧に敗れたものの、3失点完投と好投している。北海学園大進学後は準硬式野球部でプレーしていた3年時からは硬式のクラブチームであるウィン北広島に所属。2021年の全日本クラブ選手権でも登板している。今年から茨城アストロプラネッツに入団。春先は調子が上がらず、一時は練習生契約となったものの、夏場以降はリリーフで好投を続けて選抜チーム入りを果たした。
9月15日の巨人三軍戦に2回から登板すると、先頭の保科広一に粘られながらも、最後は膝元のスライダーを振らせて三振を奪うと、続く前田研輝にはストレートで押して力のないレフトフライに打ちとり、3人目の笹原操希にも速いボールで追い込み最後は内角から鋭く変化するスライダーで見逃し三振を奪って見せた。
◆最速149キロをマーク!平均球速は145.6キロ
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