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2024年ドラフト候補・高校生大特集

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2024年のドラフト候補、高校生選手を大特集!今の実力や将来性を徹底分析。
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2024年2月の記事一覧

大阪桐蔭が誇る4番打者!ラマル・ギービン・ラタナヤケ 

選抜高校野球の開幕まで約一カ月となり、注目選手に関する報道が増える時期となってきた。今大会は、例年に比べて、プロのスカウト陣が注目する選手が非常に多い印象を受けている。今回は、その中から長打力であれば1、2を争う大阪桐蔭が誇る強打の内野手、ラマル・ギービン・ラタナヤケを取り上げる。 スリランカ人の両親を持ち、名古屋で生まれ育ったラマル。中学時代は「愛知港ボーイズ」でプレーして、ホームランを量産。多くの高校から誘いがあったというが、大阪桐蔭に進学した。 高校では1年秋からベ

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140キロ程度のストレートで驚異の奪三振!大宮東の左腕、冨士大和 

プロ野球の春季キャンプが今日からスタート。3月18日から開催される選抜高校野球の出場校も発表され、いよいよ球春到来となった。高校生のドラフト候補は、選抜出場選手に注目が集まりやすい一方で、それ以外にも面白い選手は少なくない。今回は、関東で注目を集めている、大宮東の左腕、冨士大和を取り上げたい。 冨士は地元埼玉の出身で、中学時代は、さいたま市立三橋中の軟式野球部でプレーしていた。大宮東に進むと、1年秋からチームの主戦投手を任されている。兄は、同じ大宮東出身で、ドラフト候補に挙

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父はヤクルトで活躍した元投手 健大高崎・田中陽翔 “大型遊撃手”にスカウト陣が注目!

昨年のドラフトで、最終学年に最も評価を上げた選手と言えば横山聖哉(上田西→オリックス1位)になるだろう。評判になり始めたのは、3年生になってからだったが、春、夏の活躍で一気にドラフト戦線に浮上した。今回は、横山に続く可能性を秘めた、健大高崎の“大型ショート”田中陽翔を取り上げたい。 田中は中学時代、関東屈指の強豪である「東練馬リトルシニア」でプレーし、3年時に春、夏の全国大会で準優勝に輝いた。健大高崎に進むと、入学直後からショートに抜擢されたものの、昨年春の選抜は膝を痛めて

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投打の“二刀流”でプロから注目!白鷗大足利・昆野太晴がドラフト戦線に浮上へ

プロで二刀流に挑戦するケースはまだまだ少ないが、高校生の場合はピッチングもバッティングも高いポテンシャルを持ち、将来どちらで勝負するか迷うケースは多い。今回は、投打両面で楽しみな高校生の“逸材”を取り上げる。 筆者が取材した試合は、昨年9月に行われた白鷗大足利対文星芸大付戦。白鴎大足利が序盤に奪ったリードを守り切り、文星芸大付に6対0で勝利、関東大会出場を決めた一戦だ。勝利の立役者は、エースで4番の昆野太晴である。 宮城県出身の昆野は中学時代、「七ヶ浜リトルシニア」(現・

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父は中日、ロッテなどで活躍 横浜・椎木卿五がドラフト戦線に浮上!捕手として”総合力”は高校トップクラス

年々、ドラフト市場では、高校生捕手に対する需要が高まっている。2024年2月5日に配信した「プロアマ野球研究所」の記事では、桐光学園が誇る強肩強打の捕手、中村優太を取り上げて好評を得たが、今回は、中村と並んで、同じ神奈川県でしのぎを削る、横浜の椎木卿五にスポットを当てたい。 椎木は中日、ロッテ、西武で捕手としてプレーした椎木匠氏を父に持つ。中学時代は、関東で屈指の強豪である「京葉ボーイズ」で活躍し、3年生の時に、春、夏連続で全国大会に出場している。  横浜に進学すると、入

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センバツでの活躍を期待…高知のエース、平悠真 ポテンシャルの高さは西日本でトップクラス!

“春は投手力”と古くから言われるように、選抜高校野球は好投手を擁するチームが勝ち上がる。今年の選抜でも注目の投手は非常に多いが、今回は、その中から西日本でもトップクラスのポテンシャルの高さを誇る大型右腕を紹介する。 筆者が取材した試合は、高知が県内の最大のライバルである明徳義塾に競り勝って、選抜出場を決定的とした昨年11月に行われた秋の高知大会準決勝。高知のエース、平悠真が、勝利の立役者となった。 出身は愛媛県で、中学時代は地元の軟式野球部で活躍。高知に進学後、1年秋から

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