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統合失調症の原因①認識の仕分けの話

こんにちは。えめです。

今回は統合失調症の原因の話の続きをしたいと思います。

お付き合いいただけますと嬉しいです|・ω・*)

①情報の仕分けしていない


統合失調症の原因のうちの一つ目。

まず、統合失調症は、
「統合」が「失調」するから起きます。


…???



「統合とは?」ですよね。説明します。


私たちは、
脳で大きく3つの認識を処理してます。

知覚の認識
現実にあるものを五感や第六感などのセンサーを使って認識したもの。
現実リアルタイム情報。

自分の認識
「おなかすいたー」とか、「悲しい」とか、「あの人がこんな風にしてくれたらいいのに」とか、自分の内面で発生する情報。

※皮膚の中の情報は内面情報。
皮膚の外の情報は現実リアルタイム情報。

記憶認識
一般的な「記憶」の情報から、常識とか通貨とか言語といった概念の情報まで。 
言葉ベースの情報。



私達は、
知覚の認識、自分の認識、記憶の認識、
3つの認識を一回、
「あれは外の話、これは自分が感じてる話、これは記憶の話」って仕分けします。

仕分けした後、
例「あーAちゃんはB君のこと好きって言ってたなー(記憶)学級委員私とB君だー。Aちゃんイライラしてる顔してる。(知覚)次話す時どう話したらいいんだろー、不安だなー。(自分)」のように、

情報の関連性を組み立てながら、状況を判断していきます。
※組み立てる時に現在自分が考察している内容は、認識というインプットではなく、アウトプットになるので仕分け対象外です。

ザックリで申し訳ありませんが、
これを統合機能と呼んでいるのかと。


で、人によっては成長過程で、
「仕分け」の部屋を作っていないことがある。


特に、「自分」っていうカテゴリを認識し忘れてるパターンが多い。

すると、さっき例に挙げた認識はこうなる。

「あ、B君と学級委員だ。(知覚)AちゃんB君のこと好きって言ってたから(記憶)Aちゃんとだったらよかったのにね。(アウトプット)あ、Aちゃん怒ってる。(知覚)どうしたのかな?」

自分の項目が抜けて、ちょっと認識がズレたのが分かりますか?

自分を認識していないと、
自分を透明人間とかカメラマンのような、事件現場にいない扱いをすることがあります。

そして、自分の感情認識にもやや疎くなり、
同じシチュエーションでも自分が嫉妬などの感情を抱かないので、
Aちゃんが嫉妬で自分に攻撃的な感情を持っているみたいな、
相手の感情を察知できないことが多い。

なのでちょっと話がズレる。



仮にそのまま成長していくと、
つまり、話がズレたままだと、
ズレた話はこじれることがある。

例えば、
さっきの例の後、

→Aちゃんから距離を置かれトラウマに。

→何が人を怒らせるか分からないでビクビクしながら生きている。

→常に不安と隣り合わせ。

→不安を自分の感情として認識していない
自分の認識カテゴリがないため不安という感覚が正体不明の気持ち悪い感覚に

→正体不明な不安という感覚をどうにか処理するために、みんなが自分を嫌っているという認識をする(間違えて知覚の部屋に入れる)

→自分なんか存在する価値がないと思うようになる

→自分で作ったり発語した「自分なんか(略)」の概念が記憶に残る

→ストレスで記憶と自分と外界の神経交通が混乱し、
「自分なんか(略)」という概念の記憶が知覚として聞こえたように感じ始める
あるいは、
ストレスで意識が半分飛んでしまい、
無意識で自分が発語した「自分なんか(略)」を人が言ったと錯覚する

→幻聴化し、繰り返していくことで、
聞こえた発言が現実にあるものだと確信する

→統合失調症診断

こんな感じの流れではなかろうか。


いやいや、そんなことある?

うん、あるある。

おかしいよね?

なんで誰か止めてあげないの?

序盤は全然止めようがあるのに。

知識がないっていうのもあるんだけど、

話ちゃんと聞いてくれる人がいないのよね。

偏見とかなんとかで、
勝手に怖がって、勝手に結論づけて。

みんな変に頭が良くなってしまったんだと思う。


つづく。

(次回、関連として自閉症とは?を挟みます)

最後まで読んでいただきありがとうございました🍀

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