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部下が「指示待ち」になってしまう理由と解決策

「指示がないと動けない社員ばかりで困っている」 そう感じている社長や管理職の方は多いのではないでしょうか?

しかし、その原因は単に社員の主体性の欠如だけではなく、環境の影響が大きいのです。

指示をしすぎると、考えなくなる

細かく指示を出せば、その通りに動く社員が増えるでしょう。
しかし、それが習慣化すると、

  • 指示がなければ動かない

  • 自分で判断する力が育たない

  • 責任を負うことを避けるようになる

といった問題が生まれます。

例えばこんなケースはありませんか?

「資料を作っておいて」と頼んだら、ただレイアウトを整えただけで中身が薄い 
お客様との打ち合わせに同行させたのに、社員が終始メモを取るだけで自分から話をしない
指示した仕事を終えた後、次に何をすべきかを考えずに待っている

組織あるある言いたい。

優れたリーダーは、「どう動くか」を細かく決めるのではなく、 環境を整える ことを大切にします。

「自由」と「責任」のバランスが鍵

社員が主体的に動けるかどうかは、「自由」と「責任」のバランスにかかっています。

  • 自由がなさすぎる と、指示待ちになりやすい

  • 責任がなさすぎる と、当事者意識が生まれない

  • 自由と責任のバランスがとれている と、自分で考えて動く社員が育つ

では、どうすればちょうど良いバランスを作れるのでしょうか?

社員が自然に成長する環境を作る方法

  1. 目的を共有する

    • 「何を達成したいのか」を明確に伝える

    • 数字目標ではなく、意義や価値を伝える

  2. 任せる範囲を明確にする

    • 「この部分は自由に決めていい」「ここはルールを守る」など、裁量を明確にする

  3. 適度なフィードバックを行う

    • 干渉しすぎず、放置もしない

    • 振り返りの場を定期的に設ける

  4. 試行錯誤を許容する

    • 失敗を咎めず、学びの機会とする

    • 「なぜこう判断したのか?」を問いかける

  5. 成功体験を増やす

    • 小さな成功を積み重ねることで、自信をつけさせる

管理しすぎず、任せすぎず

「細かく指示しないと動かない」「でも、全部任せると混乱する」 このバランスを取ることが、リーダーの腕の見せどころです。

管理しすぎず、かといって放置せず、 ちょうどよい環境を作る ことで、社員は自ら考え、行動できるようになります。

「指示がないと動けない社員」に悩んでいるなら、まず 自由と責任のバランス を見直してみませんか?

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マコ社長 | 組織サポートの社長
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