日記 書を持って街へ出るの巻
久しぶりにイベントに出店してきました。
マルシェだったので、古着屋さんとか、コーヒー屋さんとか、お花屋さんとか色々。
売れた以上に、普通にお買い物してしまいました。
わたし、どちらかというとインドア派なんですが、やっぱり時々、こうやって色んな人のいる場に出かけるのっていいですね。
なんか、元気でるっていうか、なんだろう。
気持ちが循環するっていうのかな。
お客さまも、出店者さんたちも、みんなはじめましての人で、普段お話する機会のない人たちと、ちょっとした交流めいたものがあるというのがいいのかな。新しい風が入るような気がする。
ずーっと会社と家の往復だと、それはそれで、なんか退屈っていうか。
特別社交的なタイプでも無いのに、不思議。
それで、一個嬉しかったことがあったんです。
わたし、古本を売ってるんですけど、ブラインドブックっていうのかな。
タイトルを隠して、ポップを付けた文庫本を何冊か用意していったんです。
それで、お昼すぎかな。わたしよりちょっと上くらいのお兄さんが「さっき来た時、気になって」って、わざわざ戻ってきて、ブラインドブックを一冊買っていってくれたんです。
準備してるとき、ポップ、全然思いつかなくてさ。古本市はこの後も出店予定があるんだけど、ブラインドブックは一回お休みにしようかなとも思ってたんです。
でも、みんなが楽しそうに選んでいくの見てたらさ、喜んでくれるなら、頑張ってポップ書こうかなって気持ちになったんですよね。
コーヒー買いに行って並んでた時もさ、知らないお客さまが「ブラインドブック、だいぶ少なくなってたよ」ってお友だちに話してるのが聞こえてさ。
さすがに、「それ!うちの店です!わたしが書きました!」って名乗りでる度胸はなかったんだけど。
なんか、知らないところで話題にしてくれてたのが、わー嬉しいなーって。
正直、売り上げ的には、ぼちぼちって感じだったんだけど、いいお客さまばかりで良い一日でした。
今月はあと2回。ぼちぼち準備もがんばります。
それに伴い、noteの更新もペースを落とそうかなと考えています。そうは言いつつ、しれっと登場する気もしますが。
文学フリマの原稿もあるし、無理せず、のんびりペースで参ります。
週一から週二くらいで書けるといいな。
そんなわけで、今日はここまで。
おやすみなさい。