【活動報告】 STC Japan Professional Course 開催!
昨年から日本ホストとして開催し始めた、トレーナーの講習会であるSTC(Strength Training & Coordination)のBasic Course と Professional Courseを 2024年1月13日(土)・14日(日)に開催いたしました!
募集自体は、2ヶ月前の昨年、2023年11月に開始しました。
なんと、、、
お申し込みは開始5分も経たない間に定員に達してしまい終了となりました!!
昨年開催した3回のコースも全てそのような形で、なかなか参加できないという方には大変申し訳なく思っておりますが、それだけ今注目の理論であるということだと感じています。
STC Courseは、(本の情報や作者、タイトル)の内容を体系的に学習できる形になっている講習会です。
プライマリーコースとセカンダリーコースに分けられ、4つ全てを受講・修了されるとマスターコースの参加ができるようになります。
プライマリーコース
ー Basic Course
セカンダリーコース
ー Professional Course
ー Rehab Course
ー Advance Course
ターティアリーコース
ー Master Course
これらの講習を受講し、運動学習などに対する理論を深めていく形になります。
実際に書籍で販売されている本も、トレーナーの方の中であれば読まれている方も多いと思います。
『コンテクスチュアルトレーニング』の中身の理解にも一層繋がることでしょう!
STCについてですが、その詳細は過去にも記事を書いていますのでそちらをぜひご覧ください!また、なぜ STC Course が始まったのか?についての想いにも触れております。
今回はSTC初の冬開催、P2M Performance としてもまだOPEN1年を迎えていないので初の冬を迎えるタイミングでした。
初日の Basic Course は10:00〜14:00までの4時間で開催となります。
今回も講師の James Park 氏と通訳兼アシスタントの Shuho Kang 氏の素晴らしいコンビネーションで2日間進行していきました。
トレーナーの講習会において海外講師の方をお招きしてセミナーをする際は、専門的な内容をどのように伝えるかが非常に重要になるとお聞きすることはありますが、韓国でもずっとタッグを組まれて講習会をされている経験から、参加者の方からも非常に分かりやすいというご意見を終了後アンケートでいただいております!
質問の対応や講義中も少しニュアンスが違うとそこで少し会話のような形でやり取りが始まり、2人が納得された上での回答なので、受講者側も安心できます。
Basic Course では要素還元主義と複雑系についてメインで触れることになります。
また、今回で運営が4度目となりますが、内容は同じでも、要所要所で説明の仕方に工夫があったりするのも面白いところです。
また、STC Course では、実技が必ずある点において、他の講習会とは異なるところだと思います。(裏を返すとデモンストレーションができることを、非常にJames氏も重要視しております!)
初日の講習会は実技を終え、無事終了しました!
2日目はProfessional Course の開催です!
セカンダリー初受講の方、2コース目参加の方、今回で3コース目制覇という方もいらっしゃいました。
参加者の方々には、
治療家の方、パーソナルトレーニング指導者、病院にお勤めの方、プロチームで競技スポーツを指導される方、フィットネス施設で様々な年代を実際にお客様として診られている方などと、多種多様なバックグランドを持った方がいらっしゃいます。
STC のコースでは、"メソッド" というよりは、"コンセプト" を理解すること。そして、それを知ることで様々な活動にいろいろな形で活かせる学びを目指しています。
Basic Course と同様に10:00開始で、終了は18:00となります。
Professional Courseでは、過負荷と特異性、そして制約主導アプローチについて学びます。
講義→実技→ランチタイム→講義→実技(ディスカッション)
2日目はこのような流れで講義と実技が組み合わさり、よりBasic Courseよりも実技の時間が濃くなります。
また、昨年の Professional Course は STC Course ローンチ開始のタイミングであったので、講師はTeun Thomassen 氏でした。
そのため、今回の実技の内容が少し異なりました。
昨年の様子はこちらです!是非ご覧ください↓↓
今回はグループディスカッションがありました!
韓国では非常によくこの形を実施するそうです。
各グループに与えれた課題を受講者同士で考え、発表していくというものです。
制限時間の中で特定のスポーツの動作についてどう制約主導アプローチを使い指導していくか?を導き出すトレーニングです!
参加者の皆様に沢山の引き出しが増えた時間になったのではないかと思います。
グループディスカッションを終え、2日目の Professional Course も無事終了しました。
2日間終えて、皆様にとって良いお時間になればとても良かったと思います。
遠方から飛行機や新幹線などを利用して、旗の台にまでお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!
また、STC Course にご参加の際には心よりお待ちしております🙇♂️
最後に
この2日間で James が話していることで心に残っていることは、「STCのコンセプトが全てとは思っていない。時代が変化したら、またその時にベストな選択肢を選択し、料理人のようにそれを調理して選手に提供できるか」ということを話していたことです。
次回はRehab Course です!
詳細は STC Japan のInstagram をご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
P2M note 編集部