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A帯イカの異常な愛情 または私はイカにしてウデマエの心配をするのを止めてガチマッチを愛するようになったか

※タイトルと本文は以下略

これはSplathon vol.1 Advent Calendar 2020 および Splathon vol.2 Advent Calendar 2020 のために準備していた原稿ですが、枠が埋まってしまったため独自に公開するものです。両Advent Calenderもぜひお楽しみください。

ぷじょ〜ると名乗っております。Splathonはスプラトゥーン好きが集まっている社会人コミュニティで、私はオフライン大会Splathon#6から参加させていただいています。直近で参加したルーキーリーグとそれにまつわるエピソードから、ゲームとの付き合い方みたいな話ができればと思います。よろしくお願いします。

私のスプラトゥーン歴

スプラトゥーンは1から勢で、プレイ時間はマイニンテンドーによると合わせて1600時間ほどですね。1の時はSにしばらくいたこともあったのですが、2になってからはプレイ時間が増えたにもかかわらずS+0に一瞬乗せたことがある程度でS維持もあまりできずほぼA帯で過ごしてます。

ルーキーリーグについて

ルーキーリーグとは、splathonコミュニティ内のウデマエS以下メンバーを集めてシャッフルしチームを組んで対戦するイベントです。過去2回開催されており、私は2回とも出場しています。#1はチームリーダーに選出されたもののリーグ戦全敗の最下位で終了しました。ということで#2は遠慮するつもりだったのですが、運営からアツいDMをいただき「メンバー集めに困ってるのかな」と思い参加しました。(実際には7チームもできててなんだか足りてた)マイチームはリーグ内随一のキルエースを擁し初手からメンバーのブキバランスも良く事前の手応え十分で臨みましたが結果は最終2戦でどっちも手酷い逆転負けをして4位。悔しいというか残念な結果でした。個人的ベストバウトは↓の2ゲーム目。とにかく生存重視、1デスで塗り勝ちました。試合は結局3-4で負けちゃうんですけどね。

何気ない一言から考えた

前置きが長くなってしまいました。ルーキーリーグ#2が始まる直前、コミュニティ内でルルステの練習をする機会があったんです。練習なのでチームはバラバラ、リーグに参加しないウデマエの方もいらしてワイガヤで話しながらプレイしたんですが、確かウデマエXの方からこんなことを言われたんです。(以下、記憶曖昧です)
Xさん「ぷじょ〜るさんはsplathonの中でも結構古参ですよね」
ぷ「そうかもしれませんね」
X「古参なのにどうしてルーキーリーグに出てるんすか?」
ぷ「!」

ぷ「ん、まぁウデマエが低いから仕方ないですね」
その時はこんな回答をしたと思いますが、もうちょっとうまい返しがあったような気もしてもやっとしまして、ちょっと考えてしまった次第です。

ゲームの辞め時

splathonというコミュニティはとにかく活動が活発で毎晩のようにマッチ募集があったりオンライン企画内でもコーチがついてプレイ指導してもらえたりと、野良でガチマッチだけやる場合と比較して上達の機会も速度も桁違いです。実際、2度のルーキーリーグからウデマエXに到達した方が10名弱、なんと数ヶ月のリーグ開催期間中にXになった方もいるぐらいなので、コミュニティに長くいる=ルーキー卒業でしょ、という考えになるのはうなづけます。また、ウデマエが上がらなくなったら引退でしょ、というのも考え方として普通です。ただ、中には私のようにウデマエも上がらずかと言って明確に引退もせずプレイを続けている人もいるわけです。(直近はPS5とXbox Series Sを入手したおかげでほとんどプレイできてませんが)
TAキッズさんがウメハラ氏の言葉「ゲームに飽きたんじゃない、成長しない事に飽きた。問題なのは成長しない自分」を引用していました。まっとうなお話です。でもまぁ、成長しないことを受け入れたうえでなお続ける道もあるのではないかなと。また、別に一度引退したからといって二度とプレイできないわけでもないですし、また戻ってきてもいい。スプラトゥーンは多人数での対戦ゲームなので色々としがらみがある(と思っている)方もいるかと思いますが、やはりすべてはプレイしていて楽しいかどうかであり、結局は自分自身との対話から結論が出てくるのかなと思います。

縁台将棋のおじさんになりたい

下手でもプレイし続けるという意味で、日本にはかつて素敵な伝統がありました。

縁台将棋

普段何をやっているのかよくわかんないようなおじさんが道端で将棋を指している。近所の小学生が集まってきて見ている。おじさんが駒の動かし方から教えて最初は当然おじさんが勝つけど、1か月もすると抜かれてしまって「おじさん弱いなぁ」なんてことを言われる。おじさんは頭をかいて「上手くなったなぁ坊主」なんていうけど、やめたりはせず同じ場所で同じように将棋を指している・・・
おじさんが何を考えて将棋を打っていたのかはわかりません。ただ暇だったのか、目の前にいつも相手のおじさんがいたからなのか、小学生が寄ってくるのが楽しかったのか。まぁ全部なんでしょうけど、例えば教えた中から藤井聡太さんとまでは行かなくてもずっと将棋続けてますみたいな人が一人でも出た時点でおじさんはすごいことをやってのけた事になるわけで、それはそれでありですよね?

ルールが確定してから数百年の歴史があるといわれる将棋とスプラトゥーンを比べるなというご意見もあろうかと思いますが、昭和から平成にかけて失われた道端という舞台が令和ではオンラインの中にあるというだけで、実際にやっているのはおおくくりでいうと「ゲーム」なわけです。目指すのはこれかなぁ、こういう生き方もあるよなと今は考えています。

あまりまとまりのない文章になってしまいましたが、もう一回御大に登場いただいてこの項を締めたいと思います。この精神で行きたい。

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まとめに代えて

2回のルーキーリーグでチームメンバーになった皆さん、対戦いただいた皆さん、練習に付き合っていただいた皆さんありがとうございました。プレイペースは増えたり減ったりするとは思いますが、また機会があればよろしくお願いします。

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