息をするように、本の話。
息をするように本を買って、
息を吸うように本を読んで、
生きている。
というと大袈裟かもしれないけど、
朝起きたらコーヒーとブルーベリーとバナナ入りのヨーグルトを食べて、
時間が許す限り本を読むっていう生活がめちゃくちゃに幸せだと気付いた。
そして、それ以上に本を買っている。
財布は全く許してくれないけど、本を買っている。
「もう、ええかげんにせぇよ」
と私の財布は叫んでいるのかも。
ソノ声、キコエテイマス。
ということで、最近、町田康さんが好きで仕方ない私は、
町田康さんの本を16冊ほど買った。
積んでみたら、どーん。
うふ、幸せである。
読めるか、読めないか、ではない。
読む。
町田さんが、古典作品を現代語に訳した、
ギケイキ(源義経)や宇治拾遺物語。
「ほんまにこれ、古典作品!?」と思うほど、
古典が読みやすくなっている。
昔々、国語の教科書で見た、
あの読みづらい作品たちが、
大爆笑する物語に変わっている。
なんと、素晴らしいことだろう。
私の財布は泣いていたけど、
私の好奇心が勝った。大勝利。
最近は、ちょっと背伸びして、
海外作品を読んだりしていたけど、
やっぱり日本の作品はいい。
私が文豪の中で、断トツに好きなのは、
「太宰治」。
本と本は繋がっていて、
1冊読むごとに
どんどん繋がっていく気がするのだけど、
町田さん作品を読んでいて、繋がってきたのが、「井伏鱒二」や「内田百間」。
井伏鱒二は太宰治の友達でもあるし、
気になる文豪。
内田百間は夏目漱石の弟子だったみたいだけど、
この筆名からも想像できるように、「絶対面白そう」。
そして、たどり着いたのが、
「講談社文芸文庫」。
講談社文芸文庫って、読書好きにはたまらないラインナップ。
ほんとに涎がでそう。(もうでてる)
しかも、公式サイトには作家さんが、「マイベスト講談社文芸文庫」を1冊紹介しているページもある。(これが作家さんの個性がでていてとても面白い)
私が気になったのが、
「男性作家が選ぶ太宰治」「女性作家が選ぶ太宰治」「30代作家が選ぶ太宰治」
作家さんが選ぶ「太宰」の短編集っていうのが魅力的で、
まだ知らない太宰の作品に巡り合えるのが、
よき。
太宰作品の何がいいって、
ネガティブなイメージが多いけど、ユーモアがあって、女心をわかっていて、
始まりと終わりがとても上手くできていて、そして癖がある。
そこがとても好き。
好きな作家さんの元をたどっていくと、「太宰治」から影響を受けていたり、
尊敬している人が多くて、やっぱり太宰治のことを好きで仕方ないんだと思う。
そしてもう一作、欲しくてたまらないのが、
井伏鱒二の「厄除け詩集」。
ご家庭の厄除けに一冊、どうぞ。
(町田さんがマイベスト講談社文芸文庫にされていました)
そうそうそう。
最近、詩集や短歌にも興味があります。
しかし、講談社文芸文庫は、少し高い。
(普段、焼けかけている100円や200円の本を買っている私にとって高級品)
1冊平均1000円~1500円ほど。
うううううう。
それにしても、よだれが止まらない。
読んだり、書いたり、ずっとできればいいのに。
無職になって、延々と本のことを考えていれたらいいのに。
あきまへんか?
なんて考えたりする。
よっほっほ~。
サポートいただきますと、生きる糧となります😹❤ 本を購入したり、炊き込みご飯を食べたりできるかもしれません。 よりよい作品を提供できるように精進致します☺︎