読書のススメ「プチ哲学」
こんばんは。オズです。このnoteでは、わたしの「好きなもの」について、勝手に書いて、勝手におススメしていきます。
今回は「読書のススメ」シリーズと題しまして、私が敬愛している佐藤雅彦さんの本「プチ哲学」をご紹介します。
佐藤雅彦さんとは
wikiを見ていただくのが一番早いと思いますが、知らない方に簡単にご紹介すると、元々は電通でCMプランナーとして非常にご活躍されていた方です(有名なCMでいうと「ドンタコス」「バザールでござーる」など)。その後独立されて「だんご三兄弟」「ピタゴラスイッチ」など手掛け、現在もEテレの「0655/2355」や「考えるカラス」の監修をされています。また、現在は東京芸術大学大学院の教授でもあり、幅広く活動されている方です。
この本はそんな佐藤さんが2000年に出版(現在は文庫化)された「考えることの楽しさを教えてくれる本」です。
「プチ哲学」の魅力
名前に「哲学」の文字が入っていて、少し堅いイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、内容は非常にシンプルかつわかりやすいです(Amazonで試し読みできるので、ぜひ中身をご覧ください)。そして中身を少し見ていただくとわかると思うのですが、なんといっても絵がかわいい。表紙のようなかえるや、ねずみや、コーヒーカップなどのキャラクターが出演していて、彼らの日常に即したイラストと共に、31個のプチ哲学が、短くまとまった文章で書かれているのです。自分がこの本に出会ったのは高校生の頃だったと思いますが、今でもたまにパラパラと読み直し「そうえばこういう考え方もあったか!」と、考え方のヒントを得ています。
文庫本の最後には佐藤さんのプチ哲学日記も掲載されています。この日記も、当時の佐藤さんが面白いと感じたことを、独自の視点で丁寧に書かれていて、非常に面白いです。
日々の中に潜む様々な出来事に対して、色々な考え方、見方があるという気づきのきっかけをくれます。今ちょっとコロナに疲れている方にも、おすすめです。
「プチ哲学」を読もう
勉強熱心な方には、既に知っている、わかっているよと思う内容もあるかもしれませんが、31個のプチ哲学のうち、何か1個には「ハッ」とさせられるものがあると思います。もしコロナが落ち着いてからも、書店などで見かけた際には、ぜひ手に取ってみてほしい本です。
・・・
noteを面白いなと思ってくれた方は、お気軽にフォローしてください。また【読書のススメ】のマガジンでは、私の好きな本を他にも色々紹介しているので、のぞいてみてください。