ペガサス翔ける
天翔けるペガサスは
その小さな体に似合わぬほどの
大きな翼の持ち主です
草木の目覚める春の日に
新しい空を翔けるため
日出る処に降り立ちました
僕はペガサスと申します
世界の空を翔けて参りました
今度は此処で飛ぶのです
まだ若い彼の心と両翼は
冬の木々の蕾のように固く閉じ
大きな翼はその背に重く
思うまま翔べずにおりました
時は巡り草木の眠る冬の頃
大空を翔ける旅の始まりのこと
若きペガサスはその空へ
電光石火に飛び出して
大きな翼を悠々と広げ
自由自在に翔け廻りました
空を切り旋回し
風を捉え天高く翔け昇り
有翼の一角獣のそのままに
砦を一閃に刺してみせました
若きペガサスの目覚めの時でした
大きな翼を持つに相応しく
彼は今 天翔る天馬となりました
ペガサスとは、泉翔馬選手のことです。ひがし北海道クレインズが誕生し、その先の未来まで保障のできない状況のなか、当時の王子イーグルスからクレインズへ移籍してきた選手です。本当によく来てくれたと、感謝の気持ちでいっぱいだったことを覚えています。
クレインズ移籍後はじめてのイーグルス戦は、アウェイで2連勝。とても喜んでいた姿が心に残っています。イーグルス戦になると、その時のことを思い出します。
詩は翔馬選手が2ゴールを決めた試合の後に書きました。活躍がとても嬉しかったので。(この詩はご本人に読んでもらって、合格!を頂いています☺️)
今までもこれからも、クレインズのチームメイトとともに、益々の飛躍を願っています。