読書の秋 『ストレス脳』
『幸せ』という概念の勘違い
”常に幸せを感じていることが幸福ではない”
人によって幸福を感じる物事は違う
僕の場合は、好きなことをやっている時は幸せ
・野球をやっている時
・ゴルフをやっている時
・欲しい服を見つけて買った時
・欲しかった家電をようやく購入できた時
でも幸せを感じるのはその中でも一瞬の出来事
やっている最中でも辛く感じる時は出てくるし、買い物とかに関しては買う前、、買うことを想像している時が一番幸福感が募る時
一瞬の幸福のために、常に脳をその状態に入れるようにしているからこそ、そのギャップにストレスを感じる
いや、違うか、、、
脳はその一瞬しかない幸福を一瞬だと理解していないのかもしれない
ずっと続くものだと勘違いしている勘違い野郎なのか
だから現実を見て、幸福を感じる状態との乖離が大きければ大きい程、ストレスが大きくなる
理想と現実のギャップ
僕たちが生きていく上で一番感じるストレスはこれではないだろうか
「こんなはずじゃなかった」
「これは自分ではない」
・野球をやっていることは楽しくても、エラーすれば自分にストレスを感じる
・欲しい洋服を見つけて購入してもその後の財布事情にストレスを感じる
幸福とストレスは表裏一体
かと言って捨て去ることのできる感情ではないし、完全にコントロールができるものでもない
とてもとても複雑で、理解しがたいもの
人の社会が数十年、数百年でとんでもない進化して、とんでもない文明を築いているのに対して、人の脳というのは数万年?単位でほとんどの進化がないらしい
槍を持って動物を追いかけ、肉食動物に追いかけられるそんな時代から大きな変化もなく今も同じように生活をする二足歩行動物
脳が時代についていけてないのか、
心が時代についていけてないのか、
数万年から変わっていないのに、自分自身ことを理解できないまま死んでいくのは悔しいなぁ
『ストレス脳』(著:アンデシュ・ハンセン)
まだまだ自分の中でまとめきれていないので、改めて考察したいと思う!
今の世の中を生きていると、常に”楽しい”とか”幸せ”を追い求めてしまう
だけど、それをやることが逆に不幸せを呼び込んでしまう原因にもなる
周りとの比較から、自分の理想とのギャップ・・・
これが脳への負荷となり、ストレスを発症、、鬱になったり様々な精神病を患うことにも繋がる
脳の機能を理解して、自分なりの人生を歩む努力こそが今の自分に必要なこと
本書にも書いてあったが、心に違和感を感じたときは決して無理せずに専門の病院への受診した方がいいらしい
外傷とか目に見える病気だけが治療の必要なものではなく、目に見えないものだからこそ治療が必要なのかもしれない
僕もきっとそうなのかも・・・