能ある森保は爪を隠し、かかってる選手は枠を外す。【サッカー】
サムライブルー、大金星おめでとうございます!
ずっと日本代表を応援してきて、あれほど興奮した試合はありませんでした。監督はじめて選手、スタッフの皆さんは本当にお疲れ様でした。
個人的には、イケるかもとは思っていましたが、想像していたのとは全然違う内容でした。
ずっと、「謎采配」とディスられてきた森保監督が、ここに来て真の姿を明らかにしましたね。
煮え切らない采配をする人という印象がありましたが、勝負どころではしっかりやってくれました。
あそこまで、5バックが功を奏すなんて思いもしませんでした。
攻撃陣も出し惜しみせず、フルに使った方がいいとは思っていましたが、まさか攻撃時にアタッカー6人が仕掛けるようなフォーメーションにするなんて想像もしていませんでした。
脱帽です。
日本の勝利を引き寄せたのは、森保監督の采配があってこそです。
一方で、ドイツが負けてしまったのは、ドイツ自身に理由があった部分も大きいと思います。
久保建英ファンの僕に付き合って、毎週、DAZNでラリーガの試合を見続けた結果、かなりサッカーの見方がわかるようになった妻は、試合中ずっと的確なことを言っていました。
妻「ドイツ、かかってるねー(※やる気が空回ってるの意味)」
前半、圧倒的なポゼッションを誇りつつも、ゴールがなかったのは、ドイツの選手のシュート精度が低かったからでした。
でも、ボール回しはハイスピードでクオリティも高い。
その技術があるのに、シュートが枠にいかないのは、精神的な要素なのは間違いありませんでした。
妻「ドイツ、初戦でかかってるから、意外と失点しないかもよ」
妻は試合中ずっとそう言っていました。
実際に、ドイツはことごとく決定機を逃していました。
絶対王者のドイツが、”かかる”なんてあるのかと半信半疑でしたが、そういう目線で見ると、力んでいるようにも見えなくありません。
もしかしたら、初戦のプレッシャーがあったのかもしれません。
妻は、試合展開はもちろんですが、選手が、かかってるか、かかってないかを見るのが好きなようで、先日のカナダ戦を見た際は
妻「浅野と南野はかかりすぎ」
とも言っていました。
実際、その2人は終始、ボールが足についていませんでした。
ちなみに、昨日、浅野選手と南野選手が出てきた際には
妻「いま、敵も味方も全員テンパってるから、落ち着いた人から有利になっていくんじゃない?でも、浅野はいつもかかってるからな~」
なんて言ってましたが、浅野選手が決勝点を決めたシーンは、松井大輔さんも言っていましたが「一生に一回できるかできないかレベルのトラップ」を華麗に決めて、ノイヤーの頭の上の狭いスペースをぶち抜いてゴールを決めました。
あの瞬間、浅野選手は、かかってる状態の対極である「ゾーン」に入っていたのではないかと思います。
ちなみに、妻は堂安選手がお気に入りで、ひとりだけ「ちゃん付け」で呼んでいます。
妻「堂安ちゃん出てきたよ!堂安ちゃん芯が強い男だからこういう試合向いてるよ!」
それで、同点弾ですから、妻のサッカーを見る目もあなどれません。
ぜひ、コスタリカ戦は、かかることなく勝ち点3を獲得してもらえたらと思います。
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