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おかあさん、助けて。
ある日のこと。
体調が悪い時に義母が家に来て、
「あら?体調よくない?寒い?」と。
「うん、ちょっと」と話すと。
「私の(子育ての)時は〜」
「昔はそんな時でも休んでられなくてやるしかなかった」
「結局なんとかなるものよ。」と。
私はその時、
"は?そんな昔のこととかあなたと比べられても知らないし。人の話を自分に持ってかないでよ。"
とむかついた。
でもね、あとでふと気づいたこと。
私は表面的にはむかついたけど、
本当はただ、
心配して欲しかった、助けて欲しかった、
それだけなんだなと。
そしてこれは、
本当は義母に対してではなく
実母にずっと抱いていた想い。
実母には遠慮して気にして
言えないでいた言葉たち。
わたしはどこかで
義母に実母を見ていた。
まどろっこしいことはやめて、
実母に甘えてみよう。
「お母さん、体調が悪くて。助けに来て欲しい。来る時に、おにぎり作って持ってきてくれると嬉しい。」
来てくれてありがとう、おかあさん。
それではまたね。