【風紋 136】秋の初風
さすがににやけてしまうくらい気持ちいい風が体を通り過ぎると、始まりと終わりが同時にやってくるような気分になる。季節の狭間にうっかり身を落としてなんだか分からない心地よさにぼーっとしているといつの間にか体が浮き上がって、ふとあれは秋だったのかと感じるような白昼夢のような。「これは油断すると風邪引くね〜」となんだかみんなが嬉しそうにしているのが心地いいね。
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さすがににやけてしまうくらい気持ちいい風が体を通り過ぎると、始まりと終わりが同時にやってくるような気分になる。季節の狭間にうっかり身を落としてなんだか分からない心地よさにぼーっとしているといつの間にか体が浮き上がって、ふとあれは秋だったのかと感じるような白昼夢のような。「これは油断すると風邪引くね〜」となんだかみんなが嬉しそうにしているのが心地いいね。
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