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不思議な現象をどうするか?

自責思考と他責思考

これまで聞いたことのない話を聞くと新鮮にうつります。先日、自分なりに面白い話に出会いました。「自責思考」と「他責思考」を聞いたことがありますか?

「自責思考」はこのような結果になったのは自分の責任だと考える思考、「他責思考」は他人のせい、世の中のせいでこの結果になったと考える思考です。

覚せい剤を売買をしており、自らも覚せい剤中毒者となった人の話です。

彼は覚せい剤で逮捕され、まず精神病院に入院しました。そこでは、こうなったのは自分のせいだ、自分が誘惑に弱いせいだと、自己肯定感が低くなり、四六時中死ぬことばかりを考えていました。来る日も来る日もどうすれば死ねるか、その方法を常に考える毎日だったそうです。退院したら、どうするかのチャレンジする考えはスッカリなくなっていました。ところが、留置場に移ると。俺がこうなったのは世の中のせいだ、仲間に悪い奴がいて、俺はそそのかされたんだと責任転嫁をするようになり、死ぬことなどはスッカリ忘れてしまったと話していました。

精神病院、留置場、どちらも自由がきかない、閉鎖空間なのに、正反対の精神状態になるのは客観的に見て面白い現象ですね。自殺するような状況に追い込まれたとき、自責の念、自責思考は捨てた方がいいですね。

真面目な人がバカを見て、不真面目な人が得をすることはこの社会でよくあります。得するからといって、他責思考で考える人ばかりでは社会は回りません。自責思考と他責思考をうまく組み合わせることが必要です。
ある人は最終目標をしっかりと定めることが最重要で、自責思考と他責思考をうまく組み合わせると人は成長するといっていました。小さな目標は他責思考で、おおらかに考え、小さな目標の成否に一喜一憂せず、失敗もあまり恥ずかしいと思わない方がいい。しかし、最終の目標は自責思考でしっかりとやり遂げることを薦めていました。

火中の栗を拾う自責思考体質の人より、やり過ごす、見て見ぬふりをして、何もしない他責思考体質の方法が一番の得策だという人がいます。確かにこれまでの流れとしては、得策だとうなずけるかもしれません。

ジャニーズのだんまり作戦

今、世間の話題をさらっっている、ジャニーズの性加害事件、多くの人が見て見ぬふりをしていました。ジャニーズは批判をされたり、不利な状況になっても弁明せず、何もいわず、時が過ぎゆき、その話題や事件が忘れ去られていたところ、外国からの報道で蒸し返されたのです。国内だけではジャニーズのだんまり戦略は成功していました。

22年が2年に


この件について、フジテレビで「とくダネ!」のキャスターを22年続けた小倉智昭さんはジャニーズのタブーに踏み込んでいたら、「2年で終わっていた」と話していました。

「 このタブーを匂わせたことがある。そしたらプロダクションの社長さんから電話がかかってきて『小倉さんさあ』って」と、よく芸能事務所側とやりあったことがあったとも話し、「それ以上踏み込めなかった俺も情けない」と反省していました。

ジャニーズに関連する番組の関係者は、ほとんどが小倉さんのように触れられなかったと思います。こういったとき、どう対応するか極めて難しい問題です。今になって非難している人たちのほどんどが知っていても、言っていません。

30年以上前に性加害を訴えていたのは?

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